100V系通電試験&エージング

まずは誤配線チェック。(これ大事!)
たっぷり時間をかけて点検します。
それでも見落としはあるものです@後述

次に挙動が怪しかったメータを取り外し
中をあけて・・・・おっと!
配線が外れてるじゃん。^^;;
原因は芋半田でありました。
他の半田揚げも見た目で怪しいのでやり直し。

CIMG0780

こんどはちゃんと振ってます。(レンジEsg テスタで299V)

CIMG0786
まえにも書きましたが、あまり振らせていないのは
テプラを貼りやすいようにしているからです。

一応球無しで100Vの通電はしはありますが、
本日はエージングも兼ねて長時間の通電です。

エアの吹き上がりは真横に置いたA4コピー氏紙を
垂直に跳ね上げます。
CIMG0781

1分タイマーx3が順番にONしてゆきます。
CIMG0784

その時に点灯するオレンジのLED。(HV ON)
CIMG0788
緑はPSランプ・上の赤はON・AIRランプです。

CGバイアスはスタンバイ時-137Vで送信時は
-65~-5Vまで約5V単位で可変できます。
CIMG0782
可変はタップ切替で、とりあえずわに口クリップで
グランドに落とす。
写真のタップ位置が-45Vでこの辺になるのかな。
RFでスイングした時の球の挙動をとりあえず
直流的な変化で予想するための可変であります。(必須)

Esgは貫通Cで299Vですが、球のソケット部分では297.87Vでした。
球のソケット部分に10KΩで約30mA、他に電源側にも20KΩで約15mA
ツツヌケさせているので、電源側を取り去ればもうちょっと
電圧は上がりそうです。

ヒータ電圧は貫通Cしか測ってませんが12.89Vといいところ
じゃないですか。

リレー用電圧はぴったり24Vに落としましたが、送信時に
全てのリレーがメークすると、22.7Vまで下がりました。
ま、このくらいは問題ないでしょう。

12Vのリレーも2個使ってますが、こいつが14V近くあり
先日24V系が高いのに気付いたのに、こっちは気づかなかった。。。

200Vがまだなので高圧はかかりませんが、30分ほど送信状態に
してみました。
各電源のトランス・整流器・配線等を触ってみましたが
30分では発熱もわずかです。
(これも必須事項。特に配線が細すぎると確実に発熱します。)
一番暑かったのは12Vリレーのコイルでした。(笑
電圧落としておきましょ。

@お待ちかね?本日のドジです。

最初に送信した時、どこかのリレーがばたついて
いきなり煙が上がりました。
焼けたのは24V用のブリッジ整流器。
調べると送信時にリレーに電圧を送る配線が
グランドと通になっている。。。
原因はリレーのコイルにパラったダイオードが飛んで
ショートしたためでした。
飛んだダイオードをよく見ると、なんと12VのツェナDiでした。
なんでこんなの付けちゃったんでしょうね。。。^^;;
そりゃ12V以上の電圧が来たら白旗上げて降伏しちゃいます。
電流制限もないのでぶっ飛ぶのも必至ですな。

同じブリッジ整流器がどこかにしまい込んであるはずですが、
ちょうど1000V3AのDiが目に入ったので、半端な・・・
いやいや、半波な整流にしてしまいました。
ついでに同じものをリレーの逆起電量防止用に。(笑

作業が終わった後片づけはじめたら、部品箱の奥に
ブリッジDiが5個ほど押し込めてあるのを見つけました。
いる時になくて不要になったら出てくる。。。そんなもんです。

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