CE9AF事件

この時期に出てきたCE9でQSOできたのはは、先の
CE9AH・CE9AKともう1局CE9AFの3局だけでしたが、
3局ともなにがしかの事件が起きていたのは決して
偶然とは思えないのですが。。。
CE9AH・CE9AKは15mBANDでの事件でしたが、
CE9AFだけは10mBANDでした。

ある朝カリブの時間は終わり、US東海岸も弱くなり、
西海岸が何局か出ている程度で、すでにお空に出るのは
オシマイにして何かの作業をしていたと思いますが、
一番強い局にダイヤルを止めて偶然聴いていただけ
だったと思います。
早口で1回の送信が長いスペイン語の会話が続き、
かなり経って忘れた頃にコールサインを言いました。
ナニ?! CE9・・・ですと!!??
よく聴いてみるとどぉやらサウスシェットランドと
本国(チリ)間での定期(時?)連絡っぽいです。
終わってからちょっとだけ(しつこくなく)呼ばせて
貰おうかと、かなり長い時間を待って終了を確認したので
スペイン語で短くコールすると、すぐに応答してくれました。
59の交換だけではないQSOをしていただきましたが、
もちろんゴム印QSOであり、あの早口ののスペイン語は
決して理解できません。。。 

拙生とのQSOだけで引っ込んでしまうのはもったいないので、
誰か呼ぶ人いたら呼んでください。周波数開けますよ。と
アナウンスしてみたものの誰も呼びません。
かなり下の周波数で早口スペイン語なので気が付いてない?
しかし、相手にはきっとやりたいJAがいるはずだから
ちょっと待ってと言ってしまっているので格好がつきません。^^;;
で、横にいたDX超ビギナーのJH8▲●■に呼べ!とマイクを渡し
半強制的にコールさせました。
ところがスペイン語では【H】の発音がサイレントのためか、
DXビギナーのために発音が悪く通じなかったのかは定かでは
ありませんが、多分英語を話さないであろうオペレータに、
英語のフォネテックコードである【ホテル】を何度繰り返しても、
プリフィックスが取ってもらえなかったのです。

そこで拙生はメモ用紙にJH8と書きそれにホタ・アチェ・オーチョ
とルビを振りました。
それが何を意味するかを理解したのか、ジェイ・エイチ・エイト
ではなく、ホタ・アチェ・オーチョとアナウンスし始めました。
ところがスペイン語を初めてしゃべる人間にとって、言い慣れない
ホタ・アチェ・オーチョは簡単には舌が回らず、発っせられたのは
悲惨にも ホッホッホッタ・アチェ・オッチョチョ・・・
みたいな漫画のような言葉でした。

しか〜し、このホッホッホッタ・アチェ・オッチョチョ・・・の
アチェだけはまともだったため相手に一発で通じてしまったのです。
彼はオーカ(OK)オーカ、ホタ・アチェ・オーチョと言いたかった
のでしょうが、ゲラゲラ笑いながら言ったため、どちらかと言うと
ホッホッホッタ・アチェ・オッチョチョ・・・に近い発音。ww
それがまた可笑しかったのか、しばらく笑い続けていました。
その間PTTを全く切らなかったので、彼の高笑いはしばらくの間
10mBANDで全世界向け?にオンエアーされてしまったというのが
CE9AF事件でありました。

 

 

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