non-DXer

アマチュア無線で海外(遠距離)と交信する人を
DXerと呼びます。(DX⇒Distance = 遠距離)

拙生も海外とはたくさんの局と交信していますが
純粋なDXerとは思っていません。
なぜなら交信することよりも作ったり壊したり(自作)
のほうが面白いと思うから。
またアマチュア無線で不特定な局に呼び出しを掛けるとき
【CQ(各局の意)】という符号を使いますが、海外からしか
呼んでほしくない時は【CQDX】、特にアフリカと交信したい
場合は【CQ Africa】などと呼び出すのが一般的です。
しかしながら拙生は余程でない限り【CQ】のみで地域の
指定はめったにしません。
例えばヨーロッパがよく聞こえてくる時間帯には、アンテナを
北西に向けているので国内局は弱くしか聴こえないのですが
国内の局からから呼ばれれば、アンテナをそちらに向けて
交信します。

交信ができた局とはQSLカード(=交信証明書)を交換するのが
一般的でいわゆる大人のメンコ集めってやつです。
特定のカードを集めて申請するとアワードが発行されます。
例えばWACは6大陸のカードでもらえます。
DXCCは国やそこから一定距離以上ある離島を基準に世界を
300余りのエンティティーに区分けして、100エンティティ
以上のカードで申請できます。
世界を40のゾーンに区分けしたWAZなど、ほかにもたくさんの
アワードがあり、それらをゲットするのに頑張っている人を
アワードハンターと呼びます。

拙生は・・・
アワードには興味がなく・・・というか、たくさんの海外交信をして、
たくさんのQSLカード(数万枚)も交換しましたが、アワードの申請には、
拙生の一番苦手な整理業務が必須であるため、触手が動かなかった
というのがネックになっていました。
友人が一度整理してくれて、300枚以上のDXCCに必要カードを
わざわざ整理してくれましたが、それでも申請しませんでした。
ところが会員だったクラブのPRのためにどぉしても申請することになり、
これも人様が整理してくれることを条件に、前に整理してもらった
カードに、後から見つけた何枚かを上乗せして一度だけ申請しました。
(20年くらい前?)
正確には訂正のための追加申請(エンドーズメント)はしましたが。
だって、せっかく申請してもらったのに小笠原諸島(JD1)のカードに
父島って書いてあるから駄目とか、サウスサンドウィッチ諸島の
カードに(何故か)ウルグアイって書いてあるから違うだろうとか
くだらない理由で11エンティティー突っ返されて、ちょいと
頭に来ちゃったものですから。(w

特に目指したわけどもなかったのですが、結局交信は
全エンティティー(その当時の現存)ができており、カードも
全部揃っていましたが、2局だけは友人宅へ移動して交信
したものなので、マイナス2局で申請しました。
そんなの申請しちまえ、そぉしたら全エンティティだぞ!
という周囲のお言葉もありましたが、そんなにこだわりが
なかったので、そのままになりました。
そんなに珍しくはないエンティティーだったので、後から
ゲットしたカードもありましたが、追加申請もしませんでした。

DXer≒DXCC命みたいなところがあり、その風潮からすれば
拙生は決してDXerとは言えないのかもしれません。
滅多に出てこないアフリカやカリブ海の珍しい国も貴重ですが、
拙生にとっては拙い英語やスペイン語で1時間もおしゃべり(ラグチュー)
して仲良くなったアメリカやアルゼンチンのおっさんのカードも
貴重であり、どちらかというとそっちの方を飾っておきたいと
思うのであります。

いただいた大層立派なアワードは通常は額縁に入れて無線機の
前辺りに飾っておくのでしょうが、拙生は現在どこにあるのかも
分かっていません。。。(探せば見つかるとは思いますが。)

ちなみにWAZやWACは申請しておりません。
交信だけなら1dayWAC(1日で6大陸)は何度もやってますけど。

次回のポストはノンコンテスター。。。?(笑

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