ブートメニュー

先日Windowsが起動しなくなり、対応策として新たに
Ubuntuをインストしたマシーンを友人が使おうとして
ブートメニューで8個の選択肢の多さに驚いていました。

Windowsは1つしか表示されませんが、UbuntuはLinuxの
カーネルバージョンが上がったとき、新しいカーネルを
使用することで対応できない古いアプリに不具合が発生する
などした場合、以前のバージョンで起動しそのアプリを
使用できる仕組みになっていて、2つ前のバージョンまで
遡れるようにそれぞれオプションでアドバンスモードに入り
リカバリなどのサブメーニューを実行できるようになっています。

これらの設定は/boot/grub/grub.cfgに書かれています。
以下抜粋

menuentry ‘Ubuntu’
menuentry ‘Ubuntu, with Linux 4.15.0-72-generic
menuentry ‘Ubuntu, with Linux 4.15.0-72-generic (recovery mode)’
menuentry ‘Ubuntu, with Linux 4.15.0-20-generic
menuentry ‘Ubuntu, with Linux 4.15.0-20-generic (recovery mode)
menuentry ‘Memory test (memtest86+)
menuentry ‘Memory test (memtest86+, serial console 115200)
menuentry ‘Windows 10 (on /dev/sda1)
menuentry ‘Ubuntu 18.04.3 LTS (18.04) (on /dev/sda5)’
menuentry ‘Ubuntu (on /dev/sda5)’
menuentry ‘Ubuntu, with Linux 4.15.0-72-generic (on /dev/sda5)’
menuentry ‘Ubuntu, with Linux 4.15.0-72-generic (recovery mode) (on /dev/sda5)’
menuentry ‘Ubuntu, with Linux 4.15.0-70-generic (on /dev/sda5)’
menuentry ‘Ubuntu, with Linux 4.15.0-70-generic (recovery mode) (on /dev/sda5)

ここには14個ありますが、遡れる古いバージョンは
アドバンスモードとして表示されるのでブートメニューは
8個となります。

ディフォルトで起動するのは
set default=”0″
set timeout=10
となっているため、10秒放っておくと一番最初に記載された
新バージョンのUbuntuとなります。
Windowsや前からインストールしてあったUbuntuを起動
させるには、10秒以内に何某かの操作をします。

Windows使いの友人は起動メニューの選択という操作に
慣れていないためディフォルトでWindowsが起動できんのか
と怒ってましたが、怒られてもねぇ。。。(笑
Windowsはmenuentryの8番目ですから
set default=”7″
と書き換えればWindowsが自動起動するようになりますが、
それよりも選択操作に慣れてもらうほうを選択しました。
そのほうが拙生が面倒くさくないですから。w

マルチディスプレーも慣れていないのでブツブツ言って
ましたけどね。


拙生のいつもの作業風景です。
24吋+19吋スクエアx2(メインデスクは24吋x2)

ちなみに全体のスクリーンショットを撮ると


こんな感じです。

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