アパマンハムにも最適?

先日の出し惜しみアンテナ(笑)ですが、
以前アパマンハムの方にお教えしたところ、
29MHzのFM用水平アンテナとして使用され
FBな結果を得たとの報告を受けています。

5階のベランダから5.4mの降り出し式グラスロッドの
釣り竿を突き出して、4mちょっとのエレメント、
ラジアルライクなエレメントは0.5mちょっとです。
給電部は手元だし同軸ケーブルの処理が簡単でしかも
それまで使用していたどのアンテナよりもよく聴こえ
よく飛ぶと大変喜んでいただけました。

トロイダルコアのバイファイラ巻きを2個
プレゼントさせていただきましたが、それ以外は
全くタッチしていないので0.5mのエレメント支持など
詳細は分かりませんがリポートによると以下の
サイズだそうです。

4.15m+0.528mx2

0.528mは手すりに近づけるとVSWRが大きく変化するので
設置環境に合わせた調整が必要だろうとおっしゃっていました。
ご本人はパイプを使って試ベランダから更に突き出し
1m程度手すりから離すとFBだが50cmくらいでもなんとかなり、
それ以下だと急激にVSWRが悪化するとのことでした。

また0.528mのエレメントを添わせるコンポーズパイプを
釣り竿に固定するため、金属製のサドルで細工したところ
VSWRが調整しにくくなり金具をやめて元に戻したそうです。
【元に戻す】とはビニテでぐるぐる巻にして固定です。ww
最終的な構造は聞いておりません。(多分ぐるぐる巻?)
ちなみに突き出し用の金属パイプを使用した場合、
釣り竿の根本に沿った形で給電部から1mは離れるので
影響は全くないようです。

欠点は再現性が悪いことで、一度調整してそのままだと
特性に大きな変化はないものの一度縮めたものを伸ばすと
微調整が必要であるということですが、飛び受けはあまり
変わらないので気にせずにアンテナチューナー使用で
QRVしていたそうなので致命的な欠点とは言えないようです。
氏曰く、不安定要素満載の手すりへのアースやベランダ内の
カウンターポイズを考えれば、ベランダに動く人がいても
特性は安定しているのでこのくらいは屁の河童なのだとか。(笑

給電点は200Ωなので低電流高電圧であるため、雨などで
グラスリッドが濡れてしまうと、取り付けたパイプや
手すりなどにスパークしないように、エレメント位置や
トロイダルコアの配置・絶縁に注意が必要とのこと。

ちなみにコッソリ上げるため普段は縮めておき、夜だけ
伸ばしてQRVしていたそうで、現在はコンディションが
悪いので物置に仕舞ってあるそうです。
コッソリQRVの方なのでコールサイン等のご紹介は
控えさせていただきます。w

ハイバンドのコンディションさえ良ければDXバケーション
などでホテルからのQRVにも使えそうですね。

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