単独のほうが良いんじゃない?

あえて7MのAMと10MのCWを共存させなくても良い気が
してきちゃいました。

なぜそぉ思ったのか。。

VFOは楽チンするために某機種VFOをそのまま発振させ
周波数と可変範囲を6.545〜6.97に追い込める粗調整を
してから、それをMIXerに突っ込んでとりあえずRF〜IF
までの調整をしてしまい、その後LCを外して真空管で
組み直そうなんて考えていたのですが。。。
実は可変範囲を狭くするために、VCにシリーズに入れる
Cを取り違えてしまい、偶然にも最低周波数が6.910KHz、
可変範囲が70KHz程度になってしまいました。
で、こんなにピッタシした可変範囲になったのは、
きっと10MのCW専用で使えという天からの思し召しでは?
なんてかってな解釈をしてしまったからです。w

更に楽チンするためのVFOなどの取り外し品を含め、
真空管用部品類もジャンク箱の隅まで漁ってみたり、
新たに入手したもので受信機の3台や4台分はたまりました。

もう一つの理由はIFの2系統の切り替え方式だと、かなり
大きくなり、これだけのスペースがあったら、2〜3球で
5Wの送信機くらいは組めちゃいます。
ならば受信機ではなく10Mと7MのAMトランシーバ2台
のほうがスッキリするのではないかと思い始めました。

ま、ユニットで組んであれば、組み合わせでどぉにでも
なるので、とりあえずは淡々と足りないユニットを組んで、
構成は後からゆっくり考えても良いでしょう。
まずは受信部を完成させてから・・・・
などと言いつつも、QRP送信機に使えそうな球が目の前に
並んでいるのはどぉしてでしょうか。(笑


VFOについて

前回の半導体受信機(バラックのまま)と同様、某メーカ製
VFO取り外しのもので、LCは温度保証用Cを除きほぼ流用し、
発振部やバッファは基板ごと交換したもので、発振と
バッファは2SK192、2段目のバッファは2SC1815PPで、
約20dBmアウトに3dBPADを入れてあります。

安定度ですが、カウンタに繋いで電源ON5分後に6931.000KHz
に合わせ、30分で上に53Hzのドリフト、その後放ったらかしで
1時間半後に見ると6931.067ですから上に14Hzのズレですね。
これを書きながら時々カウンターを覗き込んでますが、
全くといって良いほど動ごかず極めて優秀です。

DSC_0131


ちなみにカウンターはクロックを超高精度・温度補償型
水晶発振器という謳い文句のTCXOに交換してあるので、
周波数変動は業務用と遜色ありません。
トランス式30A電源はいただきものを修理して使っています。

トランシーブ操作するなら、送信で周波数が動くのは相手に
迷惑を掛けるので、このまま使ってしまうほうが無難でしょう。
球に変更するといくら温度保証を頑張っても、半導体のような
安定度は望めません。
現在は裸で高い方にずれますが、ドライヤーで軽く熱すると
低い方にずれ始めるので、ケース内では厳重な熱遮蔽が必要です。
密閉した遮蔽板内に小型FANでケースの外から空気を取り入れて
やればなんとかなるでしょう。@実績あり

ちなみにCW送信機なら10W以下なら20台以上、50〜100Wクラスで
10台分以上の真空管がありますが、タンクコイルやVCなどは
KW級の部品よりずっと数は少ないです。。。。ww

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