マルチブート時の時刻設定
先月のエントリであとから書くと言いつつ
すっかり忘れていました。
マルチブートのWindowsとLinuxで起こり得る
時刻ずれの件です。
お互いのシステム時刻がUTCとLocalTimeのどちらかに
統一されていないと、ubuntuで正常だった時刻表示が
Windows10の方を起動するとUTCで表示したりします。
ubuntuは
$ timedatectl status | grep local
RTC in local TZ: no
となっているのでUTCとなっており、それをJSTにするため
9時間進めて表示しています。
Windows10はLocalTimeになっています。
OSはシャットダウンするときに、表示されている時刻を
システムクロックとしてCMOSの書き込むため、異なるOSは
基準の違う時刻をシステムクロックとしてしまうのです。
で、解決策はどちらか一方を変更してシステムクロックを統一します。
以前はWindows7の方をUTCに変更していましたが、Windows10では
レジストリのパスが変更されたようでそんなのネェぞ、って怒られました。
パスを調べることもなくすぐにubuntuの方をLocalTimeに変更することに決定!
よく言えばフレキシブルな対応・・・とも言えますが、ご想像の通り単に
面倒くさがり屋で簡単な方を選択しただけです。。。w
ubuntu16.04LTSの設定
以下のコマンドで時刻の設定を確認する。
$ timedatectl status | grep local
RTC in local TZ: no
noという結果が表示されるはずなので以下のコマンドで変更。
(yesなら時刻ずれはないはず)
$ sudo timedatectl set-local-rtc true
これで両者ともLocalTimeを基準とするので時刻のずれが
直るはずです。
数日来PCの時刻が狂うので困っていました。Windows10とのデュアルブートです。
日本標準時のホームページで確認したら自分の時計がUTCであることが分かり、そこから検索してこちらにたどり着きました。
早速こちらの通りに変更しました。
助かりました。ありがとうございました。
デュアルブートは10年以上していても時刻問題はなかったですが、数日前にUbuntu Studio16.04をクリーンインストールしたことが原因のようです。
拙作サイトへのご来訪に感謝します。
表示はJSTに設定してもシステムクロックがUTCのまま・・・
またシャットダウン時にシステムクロックの時間を仕舞いこむ・・・
この2点に気付くまで拙生もこの現象に首をかしげていました。
確か以前はシステムクロックを選択できたはずです。
記憶が定かでないので他のディストロだったかもしれませんが。
おっしゃるとおり以前は発生していなかったことですのでそのことから
考えると、システムクロックがJSTに設定できていたのでしょう。
拙生もubuntuの出始め頃からデュアルブートでしたので
似たような使用歴かと思います。
もっともどぉしてもWindowsじゃなきゃダメという以外は
ubuntuしか起動させませんが。
素敵な陶芸の写真を拝見しました。