エレメント側の防水処理は?

先日のポストでバランとリード線(板)の接続部分は
防水処理していることをご紹介したらエレメント側は?
というご質問を受けました。

当然やっています。

2016-06-01 10.36.08

防水していないアンテナをバラシタことがある方は
お分かりでしょうが、汚れはひどく白く粉を吹いて
いたりすることもあります。
ブチルなどの防水用テープではなくとも、ビニテでも
丁寧に巻いておけば長年良好な接触を保ちます。
巻いてあったところは新品のように光っているはずです。

これだけじゃナンなので、関連したことを書いておきましょ。

とあるアンテナの先端エレメントはよく落ちます。
パイプの呑み込みが10cmほどしかなく、10mm長のビスで
止めているだけなので、風で先端が振られるとビス穴が
広がって外れてしまい、抜け落ちて当たり前なのです。
今回のアンテナ交換もこれが主な理由でした。

拙生はこのようなアンテナは欠陥品としか思えないので
絶対にお勧めしないのですが、どぉしても上げてくれという
ご依頼の場合、通しビスに変更するか複数のビスにして、
抜け落ちないようにビニテでビス頭を押さえます。
ビニテは申し訳程度ではなく、ビニテだけでも抜けないくらい
がっちり巻くことです。

ちなみに以前使用していた21MHz8エレは、調整しようと先端の
10mmのパイプをビニテで仮固定していましたが、なぜか忘れてしまい
降ろすまでの5年間、そのままで使用していました。
なんのトラブルもなく強風とリニア使用に耐えてくれました。
降ろしてバラシたときに、あれぇ?って気づきました。(笑笑
 *もちろん13mmと10mmの間にガタ(隙間)がないことが
  必須条件になります。

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