ワイルドカード

拙生同様、独学でサーバーを構築している方の
コマンドラインでの作業を後ろから見ていると
ワイルドカード使えばもっと効率が上がるのに・・
って思った場面が数度ありました。

ワイルドカードが便利なのは

ls [adt]*

を実行すると、
aかdまたはtのいずれかの文字を含む
ファイルの一覧が表示されます。

ls [a-cf-g]*

を実行すると、
aからc、およびf-gで始まるすべてのファイルが
一覧表示されます。

ls images/?saku.jpg

を実行すると、imagesディレクトリ内にある
qsaku.jpgやpsaku.jpgなどが表示される。
?は何かの1文字を表すものです。
当然??は2文字ということです。

ls images/qsaku.???

は、拡張子が3文字のものとなります。

ls images/*.????

だと拡張子が4文字のすべてのファイルを
一覧表示することになります。

ダウンロードして展開し終わったzipファイル
すべてを削除するときは

rm -f *.zip

を実行します。

[] と ? と * を覚えましょう。

シェルスクリプトはbashをお使いでした。
bashにはワイルドカードの追加機能があります。

ls images/*.{gif.jpg}

とすると、imagesディレクトリ内にあるすべての
gifとjpgファイルが一覧表示されます。
このように {} はカンマで区切った複数の
条件で指定できるものです。

{} もきっと使うシーンが出てくると思います。

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