牧羊犬所望!

前から試してみたかったSheepdog。
クラスタ型のブロックストレージシステムって言うと
分かりづらいかもしれませんが、複数のPCで構成する
クラスター上でバーチャルストレージを構築できる
オープンソースの名称、またはそのシステムを言います。

大手パブリッククラウドの導入例やQEMU/KVM ではすでに
標準サポートになっていることからも、安定性などは十分
なのでしょう。

1000台とかのPCを使った冗長化や負荷分散の
リポートがありますが、拙宅環境ではお試し用として
せいぜい6台が目一杯であります。
6台程度では期待するパフォーマンスは得られない
かもしれませんが、ギガビットイーサーでどの程度の
パフォーマンスが得られるのか、また6台のうちの
1台とか2台に障害が起きた時など復旧できるのか、
また復旧してもかかる時間や復旧中にどのくらい
パフォーマンスの低下があるのか知りたいというわけです。

ボトルネックがネットワークならNICのボンディングも
試してみたいですね。
ま、NICを複数ボンディングしてスループットの押し上げ
(リンクの集約のモード)をしても、イーサーネットスイッチが
対応していなけりゃお手上げなのですが。(笑

せっかく複数枚刺したのにスイッチなどの他の要因で
スループットが上がらなくても、ボンディングモードを
変更してネットワークを冗長化(アクティブ/パッシブ・モード)
するようにすれば無駄にはならないでしょう。
あ、Sheepdog自体は一時的にネットワークが落ちても、
データー慣性は保証されるということです。
 *ちなみにルータになっているサーバーのLAN側は
  ボンディングで冗長化してあります。
  間違ってケーブルを1本引っこ抜いても大丈夫♪

ボンディングと言えばトラフィックを均一にする
負荷バランシングのモードってやつはやってみたことが
ないのですが、これって他のモードと違ってあまり
目立つようなメリットって無いような気がするのですが?

怖いのはSheepdogお試し中の電力料金・・・
ではなくて、電力料金に過敏な拙宅女性軍です。w

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