謹賀新年

本年も拙作サイトをよろしくお願い申し上げます。

昨年暮れの話ですが、拙生に啓蒙された?御仁が
処分しようとしていた休眠中のXPマシーンに
ubuntuを入れてみたいと言い出しました。
ただし8年前にDOS/Vショップに組んでもらったパソで
CPUがなんであるのか、またPAE対応であるのかは分からない
ということなので、調べる方法をいくつかお教えしました。

バラしてCPU名を見てPAE対応なのかをネットで調べる
  
  CPUクーラーを外しシリコングリスを剥ぎ取る。
  復活させるときに塗布するシリコングリスが必要。
  結論は慣れていない人には結構面倒くさい。

PuppyLinuxなどをLiveCDで起動させてcpuinfoを見る
  
  ターミナルから

   $ cat /proc/cpuinfo | grep pae

   結果例

   flags : fpu vme de pse tsc msr pae mce cx8 apic sep mtrr・・・・・
    *CPU i7なら同じものを8スレッド分、Core2Quadなら4コア分表示

   非対応の場合はなにも表示されません。

   他のディストリでも良いのですが、調べるために
   ターミナルを立ち上げるだけなら、Puppyのように
   軽くて起動が早いほうが良いでしょう。
   PAE非対応という結果なら、ubuntuはダメでもPuppyを
   そのままインストールすることもできます。

WindowsXPにcoreinfoをインストールして調べる

   WindowsにはLinuxのcpuinfoのようなコマンドが
   ないので、coreinfoというアプリを起動して
   コマンドプロンプトから表示させる。
   
ダウンロード先
https://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/cc835722

zipファイルを解凍

コマンドプロンプトでの操作

C:\>cd パス/coreinfo
C:\パス\coreinfo>coreinfo | findstr “PAE”

PAE * ・・・ と表示されたらPAE対応 
PAE - ・・・ なら非対応

インストローラーによるインストールの必要はありません。
しかし、今更XPを起動させてインターネットへ接続させるのも
なんだかなぁ。。。って感じなので、別のマシーンで
落としておいて、外部メディアを使ってスタンドアローンで
操作するのが良いでしょう。@面倒くさい

とにかくubuntuをインストールしてみる
  PAE非対応なら
   This kernel requires the following features
   not present on the CPU:pae
  というエラーメッセで撥ねられてしまうので分かります。
  撥ねられなければそのままインストールするだけです。

勿論CPUだけ調べても、マザボなどで対応していない場合は
インストール出来ないこともあることを付け加えておきました。

拙生が思うに、御仁の性格からすると【とにかくインストール】を
選択するのではと睨んでいます。
理由? 性格が拙生とよく似ているから。w

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