良からぬ発想・・・

昨日の続きです。

じゃあVFOの発振周波数は?って計算していて
良からぬことを発見してしまいました。
7〜7.2を455KHzにするには6.545〜6.745MHzです。
AMの7.195では6.74MHzですね。
で、10.1〜10.15を3.18MHzに変換するには・・・
6.92〜6.97なんです。。。近くないですか?(笑
つまり6.545〜6.97の425KHz可変範囲のVFOなら
共用できちゃうってことですよね。

そこで終わればただの人?w
物置の肥やしになっている違うメーカの無線機のIFは
3.395MHzでCWフィルターが装着したあった!
なんて思い出しちゃったんですねぇ。。
それで計算してみると。。。


なんとほぼ重なっていて6.545〜6.755MHzの
210KHzあればOK!
可変範囲が狭くて済むほどスプレッドが楽チンで
大げさな減速機構も必要ありません。
そこだけクリアすればいずれでも共用できると言うことですね。
しかもIFが単一周波数でVFOの周波数がアッパーとロアになる
周波数関係と違って、ダイヤルが逆回転になることもありません。

 *例 9MHzIFで5〜5.5MHzのVFOなら、3.5〜4と14〜14.5を
    受信周波数にすることができますが、ダイヤルは
    逆回転になってしまいます。
    3.5〜4ではなく4〜3.5MHzになってしまうのですね。

で、これを元にブロックダイヤグラムをいろいろ
考えましたが、異なるIFの周波数の共用は特殊なIFT、
例えば455KHzとFMの10.7MHz両用の3.395MHz版みたいな
やつを作るか、切り替えるかになるので問題が多そう。
なら、IFを別仕立てにしたほうが絶対簡単です。
こんな感じ?


7と10ならBPFはコイルを切り替えなくとも、4連VCあたりで
カバーできるでしょう。
IFが別仕立てだとAMやCWに特化した細工も簡単です。

7のAM10(CW)って思ってましたが、これで
7のAM10(CW)ができそうです。

などといとも簡単に書いてしまいましたが、色々やった拙生も
IF2系統は初めてで、きっと落とし穴にズッポリハマることに
なるのでしょう。
ま、それはそれで新たな発見があったりで、自作の一つの
醍醐味ではあるのですが。。。

偶然ではありますが、どちらにしようと悩んでいた
7AMと10CWの組み合わせだからこその可能な構成です。
他にもないか?・・・などと考えだしたら夜も
眠れなくなるのでやめておきましょう。ww

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