月の不思議

超新星爆発をいつ起こしてもおかしくない
ベテルギウスが話題になりました。
話の輪の中の一人が実は月って不思議なんだよ
と呟きましたが誰も興味を示しませんでした。
でも拙生には言いたかったことがよくわかります。
月って実に不思議なのですよ。

宇宙には奇妙な恒星や惑星、衛星などが数多く
存在しますが、天文学者や物理学者に言わせると
実は我々にとって身近な月が一番不可思議である
と言います。

大きい

惑星の周囲を回る衛星にしては例にないような
ずば抜けた大きさらしいのです。
母星である地球の直径が12,742 kmで月の直径は
3,474kmですから3.7分の1くらいですね。
勿論月より大きな衛星はあります。
太陽系最大の惑星である木星の衛星ガニメデは
直径5,268kmと水星より大きいのですが、
木星は直径が142,984Kmなので27分の1にしか
なりません。
発見されている衛星の中でも比率がこんなに
大きなものはないようです。
いつも夜空を見上げると当然のように存在する月が
実は奇異な衛星であると知れば、ちょっと見方が
変わるのではないでしょうか?

同じ面しか見せない

公転周期と自転周期が27.322日と全く
一緒なので常に同じ面が地球に向いています。
理屈は簡単なのですがそんな偶然って
起こりうるのでしょうか。
拙生にとってこれが一番不思議であります。

この不思議な偶然などから実は月は人工物
ではないのかという説もあるのですが、
拙生には信じがたい説であります。

公転軌道

重心がずれているのに公転軌道がそれほどずれて
おらずほぼ円形を保っています。
通常衛星の公転軌道は楕円形が多いのですが
月は重心が中心から2Km弱ずれているのも関わらず
地球からの距離は35~40万Kmとあまりブレずに
円形を保っている理屈はまだ解明されていません。

太陽と同じ大きさに見える

太陽は直径が139万Kmですから月の400倍も
あるのですが、距離も1億4970万Kmとちょうど
400倍なので同じ大きさに見えることになります。
ま、このくらいの偶然は許容範囲かな?(笑

月の表面は硬い

月には全く大気がないため隕石などが落下すると
まったく燃ることなくそのままの質量で地表に
衝突します。
ところが月の数10Kmもあるクレーターでもその深さは
5~6Kmしかないので表面は金属を含むかなり硬い層に
覆われていることが分かります。
その割には密度が地球の約60%程度であることから
ここでも表面はチタンで出来ていて中は空洞がある
人工物という説を強調する学者も実際居ます。
アポロなどが月の接近した際、特定の場所で重力が
他と異なり突然大きく下降した複数の例が、この
説の後押しになっています。
すごい胡散臭い話ですが、オカルトとも言い切れない
事実があります。
実は月面離着陸用の飛行器を地球帰還時に月へ
遺棄した際、月に設置した地震計は表面波しか
感知せず、それも15分もの間振動は続きました。
空洞でなければ縦波がなくてはおかしな話であり
15分も続くことはありえないわけです。
人工物かどうかはともかく、部分的にでも
大きな空洞の存在は否定できないようです。

このような月の誕生については、月の地表の成分が
判明したことにより、古くからあった説は殆ど覆され、
地球より月が先に出来たという説が最有力ですが、
これを書き始めると月の表裏がまるで違う理由や、
月面へ降り立ったパイロットが見たもの、
探査機から送られてきた映像に映っている
信じられないもの、
米ソはなぜ月面着陸をやめたのか、
中国はパンドラの箱を開けたのか等々、
オカルトっぽいことを含めると
止まらないので次の機会にということで。。。

本日から本格的始動と書きましたが、調べごとが
多すぎで法務局で1日を過ごしてしまい、本腰を
入れるのは明日へ日延べとなってしまいました。。。

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