なんだこりゃ!?

昨日のなんだこりゃ!?

3.5〜28MHzバンザイアンテナ
 @帯域確保の中心周波数切り替え付き
シャックで測定してもどこにも共振していない?
ケーブルの色順も間違えていないので、既存のものを
使用した同軸ケーブルでも悪いのかと、再度タワーに
のぼってコントロールボックスで直接測定しても
似たようなものでした。。。

144/430MHz2段GP
USEDのご支給品ですが上記同様シャックでNGだったので
タワー上で測定してみると壊れていました。。。

稚内出張から帰った10月末に再工事決定。

昨晩のなんだこりゃ?@怒

21時過ぎくらいに本日上げるアンテナをある程度
組んでおけば楽ちんなのでまずはWARCバンドを
組み上げる。@コレはOK
144の13エレスタックを組もうとエレメントを袋から
出してみるとなにかヘン。。。
例えばリフレクタは黒・第1ディレクタは茶のごとく
エレメントに色が付いているのですが、この13エレは
ディレクタがだんだん短くなって一番短くなってから
最後の先っちょ2本は二番目に短いものになります。
色で言うと緑・青・緑・緑となるのですが。
間違えやすいので拙生はこの部分をサッサと組むのが
常なのですが、6本あるはずの緑がいくら探しても
3本しかないし青は2本のはずが3本ある。
もしやと思い他の色も確認すると黒・茶・赤なども
3本です。@3パラじゃないっチューの!w
いろいろな色が束になってビニール袋に入っているので
入れる袋を間違えたのではないかと思われます。

なんだ、そんなのメーカに取り替えさせればいいじゃん。
と思った方。ブーーーーxxx(間違いの意
なぜなら本日の作業はそぉ単純ではないのです。
・ちょっと曲がってしまったマスト(2重)の交換
 SGP50Aの中に40Aを入れているだけだそうです。
 中でカタカタと遊んでいるので2重パイプの意味は
 あまりありません。
 交換するマストは肉厚高張力管(炭素含有量が多い)で
 ちょっと重たいけどすんげー丈夫であります。
・ベアリング(トップ)の交換
・ベアリング(中間)の撤去。
 ローテータとトップベアリングの中間に付いていましたが
 芯が合わずに回してしまったためボルトが噛んで外れず
 取り付け金具の円板のボルトを外してありました。
 つまり付いている意味もないしマストが回れば円板も
 一緒に回っているということです。www
・ローテータ本体交換。
 上記のようなことやっているので過負荷で調子が悪く
 なったと思われます。
・タワートップから5m下がったところの2本の腕木に
 付いているHFのDPと6mGP・V/U2段GPを撤去し、WARC+6m
 ヤジロベイと7/14/21/28/50の水平DPを上げる。
 (2つの6mは片方はSSB・他方はFMに合わせる)
・マストに上がっているGP・2×1230と4×727のスタック間隔を
 詰めて一番下に2×213を付ける。

まずマスト交換のためにGP・2×1230と4×727を一度全部
外さなくてはいけません。
2重パイプは単に入れているだけなので内側の40Aが
抜け落ちないように撤去しなくてはいけません。
上のアンテナの上げ下げには下の腕木が邪魔です。
手作業ではこれらも一度外しておく必要があります。
また、母屋とタワーの距離も近く屋根は作業に
使えない構造であります。

このような作業及び現場状況ですから当然
クレーン使用となります。
そう、腕木をつけたまま2×213を上げるのは
クレーン使用が必須だったわけです。

本日の作業自体は中間のベアリングのネジを緩めるのに
苦労したのと、25tクレーンの設置場所の関係で孫が出せず
作業半径が結構あったので、内側の40Aを残したまま
50Aを引き抜くときに1mほど高さが足りず、40Aを
ローテータから外して斜めにし、邪魔になるブレスを
何段か外しながら力技で下に引きずり下ろして50Aを
抜いたのが苦労したくらいで、マスト上のアンテナは
スムーズに下ろし&上げができました。
本来ならあと15〜20分もあれば2×213も楽チンして
上げられたわけです。

で、それが不可能となってしまいましたので上げるのは
拙生が稚内出張から帰った10月末くらいになるでしょう。
メーカーがクレーン代金を出してくれるわけはないし
お客様からまともな料金をいただけるわけもないので
手作業となるでしょう。
つまり腕木は一旦叩き下ろした作業になるし、それでも
大変な作業になるでしょう。
本日腕木に付ける予定だったHFアンテナも叩き下ろす
ことになるので、本日は取り付けなくても良いという
お客様からの優しいお言葉に甘えさせていただくことにしました。

本当になんだコリャ!?。。。です。(泣

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