なかなか進まず@10MHzTRCV

初夢はいかがでしたか?
  @拙生は爆睡で見たのか見ないのかも分からず。

とりあえず出来ている分だけ並べてみました。

昨日こっそりと作って増殖したのは2SK125パラのポストアンプ付き
ラダー型クリスタルフィルター。
4.75MHzのXtalデカすぎですね。。。

本当はルーフィングフィルタとするためにIFを14MHz台、
LocalOSCを4MHz台にしたかったのですが、VXOの可変範囲を
稼ぎたいがためにこの周波数構成としました。

計算上は400Hz弱の通過帯域で入出力インピーは170Ω程度なので
バイファイラ巻で50Ωに整合させました。
スペアナやバルボルが別ののところにおいてあるので、SGと
テスタの電圧計で簡易的に見ると-3dB幅で400Hz弱程度なので
一応目論見通りです。

ぶら下げるキャパシタを大きくすれば100Hzにもなりますが
帯域はAFでも絞るのでこのくらいがちょうど良いのです。
好みの音にするにはAFのほうが余程いじりやすい。

流石に裾野を見るには-50とか-60dBなので簡易的には
分からないし、リプルも読めないので測定ベンチに
持ち込んでからゆっくり読むことにしますが、現在
ベンチのある作業場は室温でもマイナスなので、
サーバーなどの熱で暖房を最低にしても下着姿でいられる
パソ部屋から重たい腰がなかなか上がらないどころか
根が生えて身動きができなくなっています。。。w

今回は帯域よりも入出力の整合に留意します。
CW用として帯域を絞るためにキャパシタを大きくすると
SSB用では数100Ωだったインピーが100数十Ωとかになり
よく見るトリファイラ巻の50:450では整合しません。
バイファイラで巻の50:200のほうがベターなんです。
で、ここが違うと特性が暴れたり通過損失が大きく
なってしまいますので、今回はこちらの重要度の比率が
大きいというわけです。
もっとピッタリ整合させるならタップを出して通過ロスや
特性の暴れを見ながら最適値を探すことになります。

オマケ@思い出話

なぜ容量を大きくすると帯域が狭まるかって?
並列共振周波数が下がるので、低いところにある
直列共振との周波数は差が縮まるからです。

遥か遠い昔1アマを受験した時の工学の問題は5問。
1番目に出てきたのは【水晶振動子について述べよ】でした。
なにをどこまで書けば正解なのかさっぱり見当のつかない
抽象的な問題でありちょっと困惑したのを覚えています。

先に他の4問を終わらせてから、こんなもんだろうと
試験用回答を書き込んで時間を見ると、時間はまだ
たっぷり残っています。
で、1問目の回答を全部消して書き直しをはじめました。
せっかくだから?知っているありったけの知識を書いてやれ
という気になったからです。

等価回路を書いて直列のインダクタンスやキャパシタンス
およびレジスタンス、それらにぶら下がる並列のキャパシタンス。
それらによる直並列共振周波数や、直列・並列のキャパシタの
比による水晶振動子の振る舞を数式で説明しました。
それを説明するのにVXOやラダー型フィルタの回路も書きました。

そうこうしているうちにできた人は出てイイよの時間となりましたが
そんなことを書き始めちゃったので、結局出たのは拙生が最後。
解答用紙一面に細かい字でびっしりになっていました。(笑笑
Q値について書き上げた後、オーバートンについても書こうと
しましたが用紙の余白がなく書くことができませんでした。@残念!
途中受験していることを忘れてしまい、知識の再確認に
没頭して時間が経つのを忘れていた気がします。

和文受信の【1789ネン・・】事件と合わせて懐かしい思い出です。

  事件は ⇒ こちら

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