VNCサーバー@おさらい

本日の作業です。
VNCサーバーをインストール。
本チャンで稼働させた場合、普段はターミナルエミュレータから
のリモートなのでモニターを繋いでいないのですが、GUIのほうが
設定しやすい場合も多々あるので一応インストールしておきます。

Screenshot from 2016-09-06 23-34-55
右側の青っぽいウインドウがCentOS7サーバーに
VNC経由でログインしているところです。
  画像がが横長なのはデュアルディスプレーを
  プリントスクリーンしたからであります。


VNCサーバーをインストール

# yum install tigervnc-server

拙宅では必要がないのですが、複数ユーザーが
VNC経由でログインする場合は、設定ファイルを
雛形として残し、コピーを使用します。

user1の設定ファイル

# cp /usr/lib/systemd/system/vncserver@.service /usr/lib/systemd/system/vncserver@:1.service
# vi /usr/lib/systemd/system/vncserver@:1.service

の記述2ヶ所をuser1に変更

user2の設定ファイル

# cp /usr/lib/systemd/system/vncserver@.service /usr/lib/systemd/system/vncserver@:2.service
# vi /usr/lib/systemd/system/vncserver@:2.service

の記述2ヶ所をuser2に変更

このように使いまわします。

*接続するユーザーごとにサービスを起動するため
 ユーザーごとに番号の割当を行うため、
 設定ファイルもユーザーごとに行う必要があります。

上記の設定ファイルをsystemctlに反映します。

# systemctl daemon-reload

user1のVNC用パスワード作成

# su – user1
$ vncpasswd
 Ctrl+Dで#に戻る

 他のユーザーも同様に行う

ファイヤーウォールの設定

ここではローカルネット内からのみのアクセスが
可能なパケットフィルタリングとします。
(インターネット経由はVPNやSSHのトンネリングを
 利用します。)

# firewall-cmd –permanent –add-rich-rule=’rule family=ipv4 service name=vnc-server source address=”192.168.1.0/24″ accept’

サブネットで指定していますが、ユーザーの使用する
パソコンが凝っていIPアドレスなら、192.168.1.10
などのようにも指定できます。
複数のIPアドレスを許可するならIPアドレスを変えて
必要回数(ユーザー数)分実行するだけです。

ルールを適用します。

# firewall-cmd –reload

サービスの自動起動設定。

# systemctl enable vncserver@:1

初回のサービル起動

# systemctl start vncserver@:1

 *user2はvncserver@:2となります。

これでクライアント側からアクセスできます。
拙生はubuntuなのでRemminaを使いますが、
サーバーが192.168.1.1でuser1ならば
192.168.1.1:1、user2なら192.168.1.1:2
のようにアクセスし、作成したパスワードで
ログインします。

WindowsからTigerVNCViewerなどでアクセス
するときは192.168.1.1:5901、user2は
192.168.1.1:5902となります。

Remminaで:1ではなく:5901でもOKです。

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