失敗@DLNAサーバー

拙宅のLAN環境で稼働しているメディ共有は
サーバー同様ほぼ常時起動に近いubuntuマシーンに、
ソフトウェアーセンターから簡単にインストールできる
ReadyMediaを使っています。
これで拙宅内では、スマホやタブレット端末から、動画や音楽が
再生できるようになり、主にWifi環境で活躍しています。
これを外向けサーバーであるCentOSで試してみました。

英文を読んでいる時間が惜しかったので、日本語で
書かれている導入成功例を参考にしました。
ところが調べてみるとrpmパーッケージにはなっていない
とのことでソースからコンパイルです。
でも。。。
事前に必要とされるライブラリやパッケージが多すぎで、
必要なFFmpegってやつを入れるのにこれらが必要とか。

autoconf automake cmake freetype-devel gcc gcc-c++ git
libtool make mercurial nasm pkgconfig zlib-devel

これらはrpmパケージで導入できるのですが、x264と
fdk-aacはソースからコンパイル。
その前にコンパイルに必要なyasmをソースから。

ここまでやってから気付きました。
yasm?rpmパケージで見たことあるよな。。。
で、yum list yasm で調べるとちゃんとありました。
ついでにFFmpegも調べるとパッケージ化されている
ではありませぬか。。。

お手本にさせていただいたサイトを恨んでもしかた
ありませぬ。
パッケージは常に変化・進化していますし、リポジトリの
登録などによっても環境が違うのですから。

では肝心のReadyMedia(MiniDLNA)やいかに。
取り敢えず拙宅サーバーのリポジトリ環境では見つからなかったので、
ソースをダウンロードしてコンパイル。。
あれ?インストールできないじゃん?
で、色々調べると./configureでMakefileが生成されませぬ。
よく見ると最終行にconfigure: errorがあるじゃありませぬか。
   
   libavutil headers not found or not usableraiburariga

こいつはライブラリのヘッダがネェぞと騒いでいるので
調べるとffmpegに同梱されているらしい。。。ってすでに
インストールしてあるぞ!?なんて慌てず騒がず、そんな時は
ffmpeg-develをインストールしてみます。
ビンゴ!!ですね。
こんどは./configureでMakefileが無事生成されました♪

しかし・・・そこから先がうまくいかず調べているうちに
minidlnaのrpmパッケージを見つけちゃいました。@今更・・・
しかしバージョンがコンパイルしたものより一つ手前で、
前に入れておいたライブラリなどでは依存性のエラーがでてNG。。

そこで一時中断としました。

アンインストールすりゃいいじゃん?って声が
聞こえてきそうですが、コンパイルからインストールものは
アンインストールの難易度が半端じゃないんですよ。
ま、ラッキーにもuninstallが定義されているMakefileに
当たった時は、単に make uninstall とコマンドすると
削除は可能ですが、だいたいはコンパイル時の環境設定
ファイルを削除してくれるだけなので、ドキュメントなどは
残ってしまうんですね。
じゃぁと自力でポチポチ削除していくにも、単独なら
良いのですが、間違って共有ライブラリなんぞをぶち消そう
ものなら、他まで巻き添えにしたままお逝きなさることに
なりかねませぬ。
細心の注意が必要となります。
 *ちなみにWindowsOSでもDLLは居残り組とされることは
  多々あります。

ま、ubuntuマシーンは使用時以外でも出かける時は
ほぼ常時起動させているので、外からVPN経由でアクセス
できるようになっているので、問題ないって言えば
問題ないのですが、失敗がちょっと悔しい。。。

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