業界用語≠仲間内用語=暗号?

無線機のショップにいるといろいろなお客様が
いらっしゃいます。
職種も様々で、仕事仲間で来店された方の
会話では、それってナニ?というような業界用語も
飛び出します。

先日聞いたやつ。

A氏:それはしゅゆだな。しゅゆ
B氏:やっぱしゅゆしかないか。。。

しゅゆってナニよ!??

会話の中身から携帯のエリアについてなのは
察しが付きました。
どぉやらフェムトセルの話らしい。。。

フェムトセルって電波が届きにくいビル内の事務所や
住宅内のエリアカバーをする、通称(?)ホームアンテナの
ことですね。
要は繋がりにくい事務所があって、その対策には
フェムトセルを設置するしかないという話だったのですが、
それがなぜしゅゆなのか。。。

解答:フェムトセルのフェムトは1,000兆分の1で
   セルは1基地局の通信エリアです。 
   ようするに事務所内や住宅内などの極小エリアを
   カバーするミニサイズ基地局のことです。
   で、フェムトを日本語の単位で言うとしゅゆらしい。
   後から調べると須臾という漢字でした。
   フェムト=10^-15=須臾(しゅゆ)
   
業界用語と言うか、フェムト=しゅゆであることを
知ったときからなんとなく面白がって使い始めた
仲間内用語?でありましたとさ。。。
それって暗号だって!ww

考えてみると京・垓・・穣など、10のn乗は
ある程度覚えていても、10の-n乗は分・厘・毛
のほかに迷わず言えるのは、マイクロは微で
ナノは塵、ピコは漠・・・くらいかな?^^;;
あ、もちろんミリは毛ですから-3・-6・-9・-12乗
までは知っていた・・・惜しい!w
その間は・・・分かりません。^^;;;

ちなみに野球の打率で3割3分3厘3毛などと
なっており、分が1/100、厘が1/1000、毛が1/10000
になってていますが、例えば分はナニかの
基準になるものの1/10という柔軟なものなので、
割の1/10という感じでしょうか。
それ式で考えると厘は割の1/100、毛は割の
1/1000になっているのでしょう。
つまり割合において割が基準になっているだけで、
温度だと37.5℃を37度5分と言いますよね。
数字の単位で厘が10^-3(ミリ)ということではありません。
参考までに角度や時間は60進法ですから1/60度=1分
1/60時間=1分 のように基準の1/60になります。 

おっと、これにて現実逃避はおしまいにします。。

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