エイジング完了

本日めでたく?エージングが完了しました。
今まではEpを100V使用で正規電圧の半分の1600
Vちょっととし、Ipを流さないで電圧を掛けただけの
エージングでしたが、本日は送信状態でバイアスを
深めにしIp150mA弱で数時間放置しておきました。
その後バイアスを徐々に浅くして、1Aちょっとまでは
Ipがリニアに変化することを確認。いい感じです♪

Epは無負荷時3250Vが150mA時で針1本ピクッと
下がるだけで1A流しても3000Vはキープしています。
流石に1.8Aのトランスです。
ブリーダ抵抗は30KΩなので、100mAちょっと
流しているのも功を奏したと思います。
1Aちょっと流したときの電圧は確認し忘れました。。。


     方向指示用メータを流用。
     電圧はメモリング中です。
     センターでジャスト3000Vです。

今回はアイドリング300mAと400mAでIMD特性を
比較してみます。
昨日ご紹介したとおり、現在抵抗分割で電圧を
引っ張り出していますが、ほぼ300mAと400mA流れる
組み合わせがあり、とりあえず連続調整を行うための
シャントレギュレータは不要なようです。


     ジャスト400mA流れてくれました。
     ほぼ300mA流れる組み合わせも見つけました。
     
ドジ・・その1

最初に送信状態にした時にいきなりブレーカが落ちました。。。
色々調べるとスタンバイ時に-160V程度あるバイアス電圧が
送信時に-10Vもありません。^^;;
Ip流れ過ぎで落っこちたということです。
どぉして?と更に調べを進めたら原因が分かりました。
昨日の回路には電圧の説明のために抵抗分割しか
書いていないのですが、当然スタンバイ/オペの切り替え
リレーが挟まってます。


     昨日の回路とちょっと変わっていますが基本は一緒。

スタンバイのときは電源から直接-160Vがかかり
opに切り替わる間の一瞬も20KΩを介して電圧が
掛かるようになっています。
opに切り替わると20Kオームとぶら下がる合成抵抗で
分圧します。
回路図通りだと問題ないのですが、Bから下のパラにする
抵抗の中に10KΩに混ざって1kΩが入っていました。
しかも悪いことにそれのみ接続されていました。
でもこれならAから下は11KΩですから-60V位にはなるはず?
で、更にドジっていたのはリレーのメーク側に接続するのは
A点なのに、なぜかB点に接続しちゃってました。。。
ですから上の10KΩは浮いてしまい、20Kと1kΩで分圧され
当然-10V以下まで下がってしまったということでした。
A・B間の10KΩはリレー傍の違う場所に置いたのでとか
両端の配線を同じ色で配線しちゃったのでとかいろいろ
敗因の言い訳はありますが、要は確認不足ですね。。。。

ドジ・・その2

送受切り替えのコントロールリレーの配線周りを結束して
バンドの尻尾をニッパで切り落とそうとした時に電解Cを
ショートさせてしまいました。
バチッと火花が飛びシリコンDiからトランスに伸びている
配線がノロシをあげて一瞬にして被覆線から哀れな焦げ付いた
裸線に変貌しました。。。


負荷側をショートさせたことで大電流がながれ、配線だけでなく
整流Diもぶっ飛んでいました。。。
CとDiと配線の交換で復帰、他への波及はなく事なきを得ました。
Cはなんともなかったのですが焦げ目がついて縁起が悪いので。w

A点から下を10KΩの2シリーズにすると、バイアスは半分の
-80Vですが、その時のアイドリング電流が150mA弱でした。
その状態で3時間半ほどアイドリングしましたが、球からの
熱はそうでもなく、ブリーダは常に300W喰っているので
チンチンでしたが、計600W耐電力+クーリングですから
大丈夫なようです。

明日はいよいよエキサイタから入力してみます。

** ここからは作業途中で電話をくれた友人の話。

オーディオアンプを水平・垂直出力管で製作し、
いろんな球を換装しては波形をオシロで眺めている
友人から電話。
12B-B14を持っているけど1本しかないので譲れとのこと。
ハイハイ、差し上げますよ。
しかし拙作ブログをよく見てますねぇ。(笑

ただ電話の中でちょいと気になったのが、
12B-B14をコンパクトロン管と思っていたことです。
コンパクトロンは12ピン、12B-B14は9ピンの
マグノーバール管ですってば。
あれ?ノーバ管だっけ・・・いやいや記憶では
足が太かったのでやっぱマグノーバルですね。
9ピンはいろいろあって難しいのですよ。
と言うか記憶が曖昧なだけです。。。

参考
6KD6や6JS6などをコンパクトロン管と呼びますが
これはGEが商標登録した名称で、正規な種別は
デュオデュカル12ピン管と言うのだそぉです。。

今度はこちらの間違いです。
昨日書いた12B-B14→プレート損失15Wは13Wでした。
ご指摘ありがとうございます。
いずれにしてもCW送信機なら20W位は出そうですね。

就寝前に昨日の続きで回路図を書き上げましょ。

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