久方ぶりに作業場へ

せっかく行ったのにハナっからトラブルです。
半田ゴテの温度の上がり方がいつもと違う。。。
ばらしても分からず組み直しても状態は変化なし。。


こんなことで時間を喰っていられないので
本日はこちらで作業です。


本日の作業は100V系電源の入りきりを頻繁に
行うので、フロントパネルを付けてみました。


アンテナリレー・バイアス電圧コントロール用、
要は送受切り替えのコントロール用24Vの整流回路と
リレーが付きました。
バンド切り替え用ステッピングリレーと入力切り替えも
24Vなのですが、こちらはシャーシに落とせないので
別回路で対応しました。
その前にある抵抗はバイアス電圧切り替え用です。
とりあえず今の段階でのバイアスの電圧は大雑把で
よいので、シャントレギュレータのテストに時間を
掛けたくないので、ふと思い立ち抵抗分割にしてみました。


こんな感じ。
下は10KΩ、上の4本も10Kオームです。


   20KΩと合成抵抗で分圧します。
   下が10KΩで上が10KΩ1本なら合成抵抗は
   20KΩなので電圧は半分の-70Vとなります。
   上の10KΩが2パラ → -60V
   3パラ → -55.9V
   4パラ → -53.8V
   ショート(0Ω) → -46.7V
   -60と-70Vは流石に開き過ぎなので 
   10Kと30KΩのパラ → -65.8V
   もっと電流を流してみたいときは
   上はショートで下に30Kオームをパラ → -38.8V
   10Kオームをパラ → -28V
   等々、お試しでは十分な電圧を取り出せます。  
   VR1個で済むだろう!って?
   VRでガリるのが嫌なだけです。

電圧の倍率器は予定通り1MΩx6としました。
3000Vを超えるので1本に印加される電圧は500Vを
ちょっと超えますが許容範囲でしょう。


   電流は微々たるものですが高圧を掛けるので
   配線には高耐電圧のものを使用します。
   6MΩの下にメータがぶら下がりますが、メータの
   コイルが断線すると、メータ端子のホットエンド側に
   高圧がかかりますのでパラに10KΩを入れています。
   10KΩにはメータの内部抵抗がパラになり数10Ω程度ですから
   6MΩに対し誤差は無視でき、更に10KΩでメータをシャントしても
   内部抵抗より十分高い値なので誤差は微々たるものです。
   どおせ内部抵抗とパラになるなら1MΩとかのほうが誤差が
   無いんじゃないの?ですって?
   メータが断線すると3000Vの1/7である400V以上の電圧が
   掛かってしまうでしょ?(笑  
     ** 10KΩなら5V程度です。**
   しつこいようですが・・・ユニバーサル基板で高圧を
   扱うときは、半田付け同士のスペースにある銅箔を
   剥ぎ取って耐圧を稼ぐのが拙生流です。
   見えないところなので一応書いておきます。

200V系の配線もほぼ終えました。


残っている配線。


   ブレーカを通して電源フィルターに行く部分。
   白の細い線がぶら下がってますが、プレス回路に使う
   ピンジャックの取り付けを失念。。。。
   ま、線を剥いてシャーシに落とせばプレスしますけどね。w

バイアスのシャントレギュレータのお試しがまだ出来ていませんが
抵抗の分圧で良いところがあるのなら、RFを入力したお試しも可能です。
その前に高圧掛けて十分エージングしなきゃね。

さて今度はいつ行けるでしょう。。。

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