ああ勘違いシリーズ

ずいぶん昔、リッツ線だと言われ頂いたモノを
後生大事に取っておきました。

訂正@正確に言うと。。。。

ずいぶん昔、リッツ線だと言われ頂いたモノを
いただき、ジャンク箱の隅でずっと放置されて
いました。@存在すら忘れてた。^^;;

テフロンケーブルの在庫を確かめにジャンク棚を
引っ掻き回した時見つけたのですが、リッツ線なら
高周波的にはスピーカ線よりは損失が少なかろうと
FT-240#43に巻いてみました。
ところが被覆を剥いてみるとなにかおかしい。
確かにそれらしい線の撚り方なのですが、
どぉ見ても1本1本が裸銅線じゃネェ?
と、テスタを当ててみると、見事表面で
導通がありました。^^;;;;;;;

言うまでもありませんがリッツ線は細い銅線の表面に
絶縁コーティングを施して、複数本を撚ることで、
表皮効果と近接効果による損失を軽減しています。
巻き方・巻方向・巻本数・形状・コーティング等々
いろいろなモノがあります。
5MHzあたりから損出は増加しだしますが、それ以下の
周波数なら使用は有効です。

しかしいくら撚り方がリッツ線ぽくても、裸銅線では
高周波における損失が同径の単線に劣ります。
どうしてこのような撚りなのかは分かりませんが、
忘れていたとは言え、貴重なものだと思っていたことが
チト悔しい。。
今更違うじゃないか!と文句も言えませんしね。w
で、そんなことやってたら肝心のテフロン線や
テフロン同軸の在庫を確かめるのをすっかり
忘れてしまいました。。。。^^;;

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