巻き巻き@銅パイプ

大型ホームセンタに工具を仕入れに行ったついでに
銅パイプを購入してきました。
早速マキマキしてインダクタンスを測ってみました。

購入時は左(8mmパイプ)にあるような直径30cmくらいの
コイル状になっています。
直径10cmの塩ビパイプ巻いたのが右側(6mmパイプ)です。
いきなり直径5cmmくらいで巻くと、パイプが折れて
しまうので最初は大きく巻き、段階的に小さく巻いてゆきます。

巻いているうちにふと思い出して、メーカ製タンクコイルを
改造しました。

このコイルの原型はローバンド用に直径10cmのエアーダックス
コイルの大きいやつ、その延長上に銀メッキされた銅パイプが
4ターン巻いてあり、更にそれらのコイルと直角になるように
銀メッキされた平板を巻いたコイルがあって、かなり大きな
接点を保つ5BAND切り替えスイッチと一体化されたものなのですが、
平板コイルは0.3μHしかありませんし、ほかのタップを測っても
欲しい値とはかけ離れています。。
多分10m用として巻いてあるコイルの0.3μHという値は6mでも
使えない(使いづらい)でしょうか。
サラっと計算するとEp3000Vで1.4〜1.5A流してもQ15になります。
3000V1A程度ならQ20にもなってしまいます。
6mでこうですから10mとしては使い物にならないと思います。

そこで銅パイプで作ったコイルと交換してみました。
1.55μH欲しかったのですが、実測値は1.2ちょっとしかなく、
そう言えば平板コイルが0.3だったことを思い出し、くっつけてみると
見事に1.55を得ることができました。
あとは良いところを見つけてタップ出しの位置を変更するだけです。
切り替えスイッチの接点は大きくかなりのパワーまで持ちそうですが
コイルの形状からすると50%デューティでフタツくらいまででしょうか。

ちなみに・・・
購入時の形状(直径30cm線長3m)で6μHくらいでしたが、100mmの
塩ビパイプに巻きつけたときも75mmの塩ビパイプで絞ったときも、
インダクタンスの実測値はほぼ同じでありました。
なお、付け足した銅パイプに銀メッキを施すつもりはついででも
ない限りサラサラありませぬ。

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