稚内18日目

東浦は午前中に建柱、避雷針とアンテナの
取り付けが終了しました。

午後からは光と受電用の配管2本を北電柱に設置。
地中で異種継手なるものを使ってFEP(埋設管)につなぎ
送信設備まで引き込みます。
弱電用埋設シートは明日届くので、最終的な埋め戻しは
明日以降になってしまいますが。

その後アンテナまでの同軸ケーブルと、避雷針の
鬼より線を接続。
ケーブル固定は明日以降となりました。

ところでこの避雷針。
初めて取り付けるメーカでしたがチョイと手こずりました。
避雷針なんてどこのものもたいして変わらんだろうと
高を括っていたら突針を取り付けるパイプの支持金物が
マストに入らない。。。^^;;
小型の避雷針なのでパイプは48.6φ3mの鋼管で、支持金物は
サイドベースみたいに2ヶ所の受けにパイプを挿し込むように
なっているのですが、上部は突針のカプラで受けの内径より
大きいので入りません。
では下部から滑り込ませるのかと試すと、アース線をつなぐ
端子の受けが突起していて、金具の隙間より大きいため
これも入らない。
入手したメーカーの札幌営業所は電話が繋がらなかったので
関西の本社に電話して尋ねてみると、なんと金具の隙間を
ナニかでこじって隙間を大きくして下から入れるとのこと。
きっとそれしかないような気がするけど、まさかそんな
乱暴な方法ではなく気づかないもっと簡単方法が
有るのだろうと連絡してみたのですが笑うしかありません。。。

金具は5mm厚くらいの鋼板をパイプがぴったり収まるサイズに
円形に曲げたものであり、10mmくらいの隙間があるのですが
その隙間をあと5mmくらい広げないと突起した部分を通り
抜けることはできません。
万力やバイスプライヤなどがあれば楽なのでしょうが、
そんなもんは持ってきていないしぃ。。。
仕方ないので2本のラチェットレンチのシノ(お尻)の部分を
突っ込んで力技で開きましたが、チャレンジすること3回。
頭に血が上って顔が熱くなるほどの力を入れてやっとやっと
でした。。。
小型でこんな感じです。
次につけることになるやつはパイプが60.5φ6mです。
どんな支持金物か見ていないのでドキドキもんですって。
もうこのメーカの避雷針は関わりたくありません!

東浦から宗谷岬の現場に行ってみると土木部隊がハツリを
終わらせていました。@早い!
簡易的にサイズを測って大丈夫と踏んだらしいのですが
明日朝一の明るいところで再確認を依頼されたので
相棒と二人で確認します。
せっかく本業が始められたのに逆戻りですねぇ。。。
明日は東浦にラック式のボックス(450Kgあるらしい。)が
搬入されるので、サッサと終わらせてそちらの設置配線に
入ります。

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