マニュピレーター(パドル)

右利きの拙生は最初は右打ちで右で書いていました。
ラバースタンプスQSOでも数が増えると左打ちが断然有利です。
左で打って右で書く練習を始め、ある程度慣れてきた時に
疲れても交代できるよう右で打って左で書く練習も始めましが
左で書く字は後から読み返しても読めないものもあり、よほどの
ことがない限り左で書くことはありません。

また右で打っているパドルをそのまま左で使う練習もやって
みましたがこれも途中で諦めました。
左もやはり親指が短点でないとなかなか打てないものです。
で、当時使っていたパドルとエレクトロニクスキーヤーが
一体化になっているものを、左で打つときは上下逆さまにして
使用したりしていました。

そのうちエレクトロニクスキーヤーは無線機に内蔵される
ようになり、パドルだけつなぎこめば良い時代に突入した頃は
拙生はバイブロプレックス製を購入して主に左打ちで
使用していました。
右で打つときはドットとダッシュが逆転するようにSWを付けて
切り替えていました。

当時はバイブロ派とベンチャー派がいましたが、知人のシャックで
触ってみたベンチャーがびっくりするほど右打ちに馴染んで
(左打ちはNG)早速購入し、CW全盛時代は左はバイブロ
右はベンチャーという2刀流が長く続きました。
それぞれ違うものが良いなんてなんて贅沢な指なんでしょう。w

SSBに出るようになってからはマニュピレータがデスクに2つも
あるとマイクロフォンの置き場所に邪魔なので、1つだけに戻りました。

最近はCWのコンテストに参加することも100局ものラバースタンプス
QSOをこなすこともないので、右打ち右書きで十分になってしまい、
先日久方ぶりに左で打ってみたらかなり腕が落ちていてカックリ。。。
更に言えば右打ちも下手クソになってますねぇ。。。

受信能力は送信ほどは落ちていないようですが、それでも
全盛期から比べるとコンテストやDXペディションのハイスピードで
打つコールサインを1発で聞き取ることに失敗することが
多くなっています。^^;;
ま、これはあまりQRVが出来なくてもCWトレーナーで聞いていれば
すぐに戻ることはできるかと思います。

製作中の10MHzトランシーバが完成したら記念にそれ専用の
マニュピレータを購入しようかと思案中です。
近年は国産でもすばらしいものが出ているので多分それ狙いと
なりますが、小さなQRPトランシーバに大袈裟なマニュピレータでは
バランスが取れないでしょうから、移動運用などに便利な小型の
ものも選択肢に入れておきましょ。

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