これじゃぁ休憩にならん。。。

目疲れたからちょっと休もうなんて思いながら
回路図を書いてたりしてちっとも休憩になりませぬ。。。

昔はそのへんの紙に書いて捨てて・・・の繰り返し。
回路図を書くのが趣味みたいでしたが、最近は
ある程度最終決定に近くなったものはスキャンして
パソに取り込んでおくようにしています。
例えばコレでイッちゃう?なんて思った2SC1815GR
のみのQRPP送信機。

scn_0004

後半部分は昨日作ってしまったので、すでに出来ている
VXOを10.15MHz〜にセットして組み合わせるだけです。
おっと、トランシーバでなく送受別々ならキャリブレを
忘れていますねぇ。。。

受信機もいろいろ書いているうちに結局は
J310とショットキーバリアDiのごく普通のものに
傾いてきました。
どぉあがいてもSA612ANのフロントエンドは一昔前の
スペックを上回る細工は可能ですが、希望最低限の
スペックには満たないことが作る前に分かってしまいました。
公約違反にならないようにSA612ANは検波に使い、運良く?
OUTが2つ出ているのでHPFとLPFでステレオ化が容易です。
DBMはSA612ANと一緒に見つかったCB303M4かなぁ。。

scn_0005

CB303M4について

ローカルが23dBmでサードオーダーのIMDが22.5dBmです。
1dBコンプレッションレベルが+13dBというなんの
変哲もないDBMで、手持ちの1SS43(古っ!)で作っても同じような
特性なのですが、作るよりはずっと楽チンですよねぇ。(笑
でもローカルが23dBm(200mW)ほどなのでパッドや回路損失を入れると
500mW(27dBm)送信機とあまり変わらないですよね。
だったら送信機と同様に、2SC1815GR5〜6パラPPあたりで
どんなもんかと。
シールドとデカップリングに悩まされそうですけど。。。

RFとPOSTアンプでおよそ20dBの利得、DBMで9dBの変換ロス
フロントエンドはチャラで良いので安定化を含めてRFinと
OSCのポートに3dBほどのATTを挿入します。
OUTはダイプレクサ(米国ではデュープレクサ)で
受けておきますか。
ダイプレクサは次段に直列共振で渡しますが、他にも
グランド間に50Ωの抵抗と並列共振が入っていて、目的周波数では
Z最大となるので50ΩとのシリーズでもZ最大なので、目的信号は
直列共振側(次段)に流れてゆきます。
DBMから出力される他の非目的周波数成分は直列共振ではハイZに、
並列共振側では低Zになるので、並列共振(グランド)側に流れ
次段には届かないという仕組みですが、そのままでは目的外周波数が
グランドとの間で低Z(ショート状態)になるので、50Ωの抵抗を
前置し終端するようにしておくのです。
これにより特性の暴れが改善されることになります。
ダイプレクサを入れない場合は3dB程度のATTを入れておきます。
ATTの行き帰り分リターンロスが改善されますが、もちろん
目的信号は片道分だけロスります。

scn_0005-2
    さっさと完成させないとすぐにMOS型のFETが
    届いてしまいます。

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