いよいよCentOS7か?

ネットワークの話が続いたのでちょっと違う話でも。(笑

他人様のサーバーはCentOS7で組んでいるのに、
拙宅サーバーは6.*のまま。。。
ってのもナンなのでそろそろ1台だけでも7にしようかと。
もう1台はPHPバージョンの関係でしばらく6のままです。

実はCentOS7で組んだ予備機は6台あります。
そのうち主要サーバーアプリの設定がほぼ
完了しているのが3台。
RAID構成は4台がRAID5で2台がRAID1です。

ノートを除くクライアントマシーンがCore iシリーズに
なったため、Core2 Quadはすべてサーバー用となりました。
部品としてとっておくと煩雑になり、いざという時に
どこへ行った?と探す羽目にならないよう、ケースが
ある分だけサーバー機を作ってしまい、その時に
インストールしておいたのがCentOS7なんです。

であればそれを使ったら良いのでしょうが、先日組んだ
ファイルサーバーで、頼まれものでは初めて実用化した
RAID10があまりにも快適だったため、RAID5で組んだ1台を
RAID10にしてみようかと。

つまり。。。インストールし直しです。

1TBHDDが3台から4台になるので、電源を強化
するために交換しました。
チップセットやNIC冷却用に12cmのファンも一個
増設しました。

2016-08-14 20.10.12
  M/BはSATA3をサポートしていないので、ケーブルは 
  黒ではなく赤です。

間違って初期不良でNGのため処分するつもりだったHDD1台を
使ってしまい、別のものに交換するというドジもありましたが
なんとかインストールは終了までこぎつけました。
しかしRAIDのsyncが延々と続きまだ終了していません。
ユーザー領域が1.7TBで90M/secですからまだまだ掛かりそうです。

$ cat /proc/mdstat
Personalities : [raid10]
md120 : active raid10 sdd9[3] sdc9[2] sda10[0] sdb9[1]
1782579200 blocks super 1.2 512K chunks 2 near-copies [4/4] [UUUU]
[=======>………….] resync = 37.3% (665422080/1782579200) finish=619.3min speed=80063K/sec
bitmap: 11/14 pages [44KB], 65536KB chunk

md121 : active raid10 sdd6[3] sda7[0] sdc6[2] sdb6[1]
5246976 blocks super 1.2 512K chunks 2 near-copies [4/4] [UUUU]
bitmap: 0/1 pages [0KB], 65536KB chunk

.
.
.
以下省略

実はインストール時のツールでRAIDをパーティションを作ると
HDDの位置をツールが決定してしまい、実はこの順番が全く
気に入らないのですが、楽チンなのでそのままやってます。w

sync中はパフォーマンスが下がっているし、sync自体も
updateを行うと90M/secが20M/secまでオチてしまいます。
またsync中の作業で稀にエラーを起こしたことがあるので
通常は終わるまで放っておくのですが、睡魔が襲ってくるまでの
時間が少ないと判断しupdateを決行。

# yum udate

トランザクションの要約
================================================================================
インストール 2 パッケージ
更新 207 パッケージ

合計容量: 407 M
Is this ok [y/d/N]: y
Downloading packages:
警告: /var/cache/yum/x86_64/7/updates/packages/iproute-3.10.0-54.el7_2.1.x86_64.rpm: ヘッダー V3 RSA/SHA256 Signature、鍵 ID f4a80eb5: NOKEY
file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-CentOS-7 から鍵を取得中です。
Importing GPG key 0xF4A80EB5:
Userid : “CentOS-7 Key (CentOS 7 Official Signing Key)
Fingerprint: 6341 ab27 53d7 8a78 a7c2 7bb1 24c6 a8a7 f4a8 0eb5
Package : centos-release-7-2.1511.el7.centos.2.10.x86_64 (@anaconda)
From : /etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-CentOS-7
上記の処理を行います。よろしいでしょうか? [y/N]y
Running transaction check
Running transaction test
Transaction test succeeded
Running transaction
更新します : tzdata-java-2016f-1.el7.noarch 1/416
更新します : 32:bind-license-9.9.4-29.el7_2.3.noarch 2/416
更新します : 1:autocorr-en-4.3.7.2-5.el7_2.1.noarch 3/416
更新します : ipxe-roms-qemu-20130517-8.gitc4bce43.el7_ 4/416
更新します : 1:autocorr-ja-4.3.7.2-5.el7_2.1.noarch 5/416
更新します : 1:quota-nls-4.01-11.el7_2.1.noarch 6/416
更新します : tzdata-2016f-1.el7.noarch 7/416
.
.
.
以下省略

207個のアップデートと依存性によるインストールはあっけなく終了。

以下サーバー機のスペックです。

$ cat /proc/cpuinfo
processor : 0
vendor_id : GenuineIntel
cpu family : 6
model : 23
model name : Intel(R) Core(TM)2 Quad CPU Q9550 @ 2.83GHz
 ・
cache size : 6144 KB
.
.
.
以下省略

2.83GHzx4でキャッシュトータルはx2の12MBです。

$ cat /proc/meminfo
MemTotal: 7750640 kB
 ・
SwapTotal:   4286339 kB
.
.
.
以下省略

メモリはすっかり4GBだと思い込んでいてSWAPも
4GBで切ってしまいました。。。
通常同じ容量か2倍の容量で切るのですが、それは
メモリがまだ少ない時の名残で、実メモリが8GBだと
拙宅サーバーの環境だとほとんどSWAPは発生しませんので
増加させずにそのままにします。(単に面倒なだけ。)

HDDは1TBx4のRAID10なので実質2TBが使えます。
RAID01ではありませぬ!
前にも書きましたがパフォーマンスは両者一緒ですが
冗長性ではRAID10のほうが優れています。

  RAIDについて ⇒ コチラ と コチラ

2016-08-14 21.53.01

サーバー機に付いているDVDドライブは壊れているもので、
単にメクラとして使っています。(笑
初期インストール以外は使うことはないので、いつもUSBの
外付けドライブ(乗っかっているヤツ)を使っています。

update終わらせて、ここまで書いて。。。
syncはまだ40%程度ですので今度こそ放っておきましょ。

今更Core2Quadかと言われそうですが、拙宅用には十分すぎます。
HDD1台分余分に電気代がかさむのは・・・
拙宅女性軍には極秘事項です。ww

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