スペアナがいっぱい。。。

新型コロナウィルス感染者

北海道 
新規検査人数   2091人
陽性者数     26人
陽性率      1.2%
死亡者      1人

札幌
新規検査人数    1035人
陽性者数      18人
陽性率       1.7%
死亡者        0人
    

札幌以外(引き算で算出)
新規検査人数    1056人
陽性者数      8人
陽性率       0.8%
死亡者       1人

札幌現在患者数の内訳

22時16分の時点で昨日から数値が更新されていません。
 
 

ワクチン頼みじゃないの?

mRNAワクチンは当初発症を防ぐものとされていましたが
感染をも防ぐ効果もあることが分かってきました。
90%以上の感染予防効果の恩恵が不運にも、受けることが
できなかった場合でも重症化しにくく、周囲に拡散しにくい
というデーターも出ています。
接種が進むに連れ、未接種者の感染も減ってきます。
結局ワクチン頼みであることは間違いありません。
国民に強く推奨しているワクチン接種。。。
ワクチン接種にこだわらないと宣うオリパラって一体。。。?

 
 

BPFの特性

LCによるアナログのBPFは、キレの良さと
通過損失を低く抑えるという両方のスペックを
満たそうとすると、理論的には物理的に大きく
なってしまうのは仕方がないことです。
例えば以前行政波に使われていた基地局2m用の
BPFは高さと幅は1.5m、奥行き0.5mで、厚みのある
銅板のシールドケースにおさめられており、
壁ラックに取り付けるのに3人掛かりでした。

で友人曰く、某アマチュア無線メーカーの2m用BPFは
LPFの大きさと変わりはないけど、一体どんなスペック
なのだろう?ですって。
自分で測定してみりゃいいのにと思いつつも、スペアナを
貸してくれとか言われるのが嫌なので、どぉなんだろうねぇ?
とお茶を濁していました。w

ところが先日第2事務所にスペアナを3台持ち込みました。
で、某メーカ2mのちっぽけなBPFもそのへんに転がってます。
ふと思い出し測定器の確認も兼ねて測定してみました。

古いスペアナ達

アドバンR3361AとR3361B、それにアンリツの
MS2661Aが久方ぶりに手元に戻ってきたので、
これでやってみます。。。って、
MS2661Aはトラッキングジェネレータ(TG)が
付いていないやつでした。^^;;
R3361はAもBもTGは付いています。
古くてもフィルター帯域くらいは大丈夫です。

共通仕様
1Hz分解能
9KHz〜2.6GHz
分解能帯域幅RBW:30Hz〜1MHz
トラッキング・ジェネレータ出力レベル
  0dBm〜-50dBm
QP測定
GP-IB付

ダイナミックレンジ

AとBの違いはダイナミックレンジだけ
だっだったと思います。
ダイナミックレンジを言い換えると
測定範囲レベル・・・あたりが適当かと。
A -130dBm 〜 +25dBm
B -120dBm 〜 +25dBm
Aのほうが10dB最高感度が高いということです。

ちなみにMS2661Aは
9kHz~3GHz
分解能帯域幅RBW:30Hz~5MHz
ダイナミックレンジ:-115~30dBm
でTGがないだけで似たりよったりであります。

しばらく使用していなかったせいもあってか
R3361AはTGの出力がたまに不安定になるので、
R3361Bで測定しました。

測定対象とした某メーカBPF(バレバレですね。w)

DSC_0117

測定中です。

DSC_0116

中心周波数は136.5MHz
-3dBは下が113.8MHz上が157.4MHz。。。
帯域はなんと43.6MHzもありました。
通過損失はBPFをスルーして103.8dBμVemf。
BPF挿入で103.3dBμVemfなので0.5dBですか。
こんなチビで0.5dBで済んでいるのはキレが
甘いからにほかなりませんね。www

ちなみに-3dBからは両サイドとも急峻に
-56dBまで切れ込みますが、そこから先は
徐々にコブ状に持ち上がり-40dB止まりです。

先入観を持たないために全く情報がない状態で
測定したので、これが正常な値なのかどぅかは
わかりませんが、こんなもんでしょう。www

強いて言えば。。。
送信の高調波対策なら、あまり気を使わなくても
低損失にできるLPFで十分ですし、受信においては
下の航空無線や上の業務無線に対し全くスルーだと
なんの意味があるんだろうと思っちゃいますが
-0.5dBの損失で受信入力電力が89%になることで
相互変調歪積などが改善される?
はいはい、改善されますがそれはほんのわずかで、
送信電力も50Wが44.6Wに目減りされます。w
BPFはキレて低通過損失というのが基本であり、
3次の相互変調積などはだいたいがバンド内ですから
BPFは損失以外効くはずもなく、対策は別次元で
考えるべきでしょう。
ちなみに3次相互変調積出力は真数で言うと3
乗倍に比例して増加するので、逆にATT挿入して
受信入力を下げると、目的信号はATTの値通りに
減衰しますが、3次相互変調積出力はそれ以上に
減衰するので効果があります。
しかしそれはATTの役目であって、損失の大きな
チンケなBPFの役目ではありませぬ。ww

ついで写真

DSC_0119


もう1個の同じ型式のBPFもみてみましたが
横に有ったLPFも測定してみました。
この特性の評価は差し控えます。ww

ま、本日は一時的に不安定になるR3361Aでも
測定したりで、こんな感じで楽しんでました。

そう言えば拙宅にあるスペアナ2台のうち
1台は波形のタコ踊りを止めていませんでした。
どこかの時点で気合を入れて調整しなきゃね。
って、たぶん時々症状でロックが外れているだけ
なのでしょうけど。

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