起動に2分・・・

インストール直後には20秒足らずで起動していたはずの
ubuntu20.04LTSをカスタマイズして終了させたのですが
本日起動させると使えるようになるまでに2分もかかる。。?
あれ?ナニやったっけ?とhistoryを覗いてみると
パッケージのインストールやアップグレードみたいな
一般的なことを除けば、起動を遅くするsnapdは
使わないのでぶち消したことと、SWAP領域を拡張したこと
くらいですねぇ。。。

systemd-analyze blame
で見ると、snapを活かしてあるときに出てくる
dev-loop*.deviceは全くありません。@正常

ではSWAPはと
free -h
で見ると、ディフォルトでセットされる2GBだけで拡張した分が
どこにも見当たりませぬ。@コイツカ!
どぉやら起動時にマウントするためにfstabに書かれた拡張領域を
見つけられず、長い間探したあと、やっと諦めて起動するようです。
fstabから記述を削除するとちゃんと18秒で起動してくれます。

原因を探ったところ、SWAP領域を作成しfstabにはそのUUIDで
指定していましたが、なぜかUUIDでは駄目臭いようです。
ディフォルトで作成されていた/swapfile(2GB)に習って、
/swapfile2を作成し、fstabの記述をUUIDではなく
/swapfile2としたら問題なく起動してくれました。。。
サーバーのCentOSではメモリ増設時にSWAPも拡張し、
その際にfstabにはUUIDで記述して普通に起動していますが、
ubuntuはだめなのかな。。。
インストール時に自動のお任せコースではなく、自力で
パーティションを切ってSWAPとしてマウントしておくと
fstabにはUUIDで書かさっているんですけどねぇ。。。

実際にはfreeやtopコマンドで監視している限り、
このマシンのように実メモリが16GBほど積んであれば、
SWAPはディフォルトの2GBでも問題なさげです。。。
というか全く使う気配がない。ww
しかし、実メモリが不足したときにのみスワップ
されるわけではないので2GBは必要?
サーバーを始めたころのメモリ容量は256MBとか
頑張っても512MBあたりでやっていたので
すぐに容量不足に陥りスワップが発生しました。
SWAP領域は実メモリの2倍程度確保と教わってきたのが
拙生世代ですから、せめて同程度でないと気になって
しょうがないのです。。。

swappiness

あとから足し増しが面倒だったり、2GBのままで問題なし
と判断できるときはときは、swappinessのパラメーターを
編集してスワップする頻度を下げちゃいます。
例えば
/etc/sysctl.conf
の末尾にでも
vm.swappiness=20
と記述すれば、再起動後はディフォルトでは60%あった頻度が
20%になります。

さて、SSDになってHDD時代よりswapが発生してもそんなに
パフォーマンスが落ちないのではと思ったあなた。。。
残念ながらSSDとメモリのスピードは雲泥の差であります。
例えば一般的なDDR4-2666の2666はメモリクロックであり、
帯域幅で表記するとPC-21300となります。
つまり21,300MB/sということで、いくらSSDが早くなっても
せいぜい500MB/s程度ですから40倍くらいの差はあるでしょうか。
そぉ考えると実メモリがある程度潤沢な場合、更に(とんでもなく)
遅いHDDへのスワップは絶対に避けるべきですよね!
vm.swappiness=1 とか?www

vm.swappinessの設定はサーバーとディスクトップなど
使用環境により(拙生の考える)推奨値が違うあたりも
書こうかと思いましたが、キャッシュの設定も含めて次回に、
ということで。

本日も相変わらず見事にとっ散らかりました。ww

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