受信アンテナ

昨日と打って変わって、曇で気温上がらずの
1日でしたが、明日の日中は晴れるようです。

IC-705の受信用アンテナを上げる下見のために
ショップの屋根にのぼってみました。
設置するところないんですけどぉ。。。(泣
屋根は無落雪でアンテナは梯子に縛り付けるしかなく、
すでにHFのバンザイアンテナ1本とV/UのGP系アンテナ
3本が所狭しと陣取っています。
ロングには引き回せないのでショートワイヤー?
位しか張れないと思いましたが、店主の話では
HFもV/Uも受信さえできればOKで、V/Uは1本に
しても良いとのこと。

であれば、梯子の片方に付いているマストにバンザイと
V/UのGP(+地デジANT)を寄せてしまい、空いた片側に
釣り竿アンテナとすることにしました。
そんなに近接したANTはもちろん影響しあいますが
聞こえれば良い程度なので問題ありません。

下見だけのつもりだったので何も用意しておらず、
とりあえず室内で給電部加工。

DSC_0244


       どこかのメーカ製アンテナの給電部を流用

上げるのはL型DPです。
釣り竿部分が垂直ですが、もう一方のエレメントは
屋根に向かって引き下ろし、多分端っこは屋根に
スレスレくらいでしょう。
屋根に近いせいで水平成分が僅かで、垂直偏波が
メインなら、カウンタポイズに近いですね。
これを1本のラジアルのGPという人がいますが、
何度も言っている通りラジアルは複数本が必要であり、
その角度は等分されていなければなりません。
あくまでこのアンテナはL型DP、設置条件によっては
カウンターポイズ式の垂直アンテナになります。
L型だと無指向性にはならないのですよ。

で、メインは垂直偏波になりますので一応ノイズ
対策でコアをクグしておきました。
14個は特に計算したわけではなく、部品箱から
一掴みした分という適当なものです。w
一応14ターンと一緒ですが、非透磁率が低いので
そんなに期待は出来ないでしょうけど、交通量の多い
国道淵ですからナニもないよりはずっとましです。

ところでバンザイアンテナに使っているバラン。
おろした八木アンテナから外したものを流用したらしく
水抜きの穴が下ではなく横になってしまっていて、
マストを揺するとと穴から水滴がポタポタと。。。
ケースの中間くらいまで水が入っているってこと?^^;;
受信しかしないアンテナだから良いものの、これじゃ
送信は出来ませんよねぇ。ww
上がったついでに底にドリルで穴を開けておきます。

釣り竿と引きおろしのエレメントは両者ともせいぜい
4〜5mですから、真面目に調整すれば17mか20mバンドに
合わせられそうですけど、室内アンテナより聞こえれば。。。
という程度の要求しかしないので、適当なアンテナに
なること間違いなし。w
当然聞こえても飛ばないでしょうから、マイクも
マニュピレータも外したままにしておきます。
プアアンテナ&最大10Wで呼んでもストレスが溜まる
だけですよね。。。

これを書いていたらちょっとだけやる気がおき、ここに
あるものでできる部分はやっておこうと、5mx2程度の
エレメントを給電部に接続して、屋根の上に上げておきました。
垂直用エレメントは梯子のてっぺんに、直径30cm程度の
コイル状のまま縛り付け、下側のエレメントは伸ばして
屋根に置いてあるといった感じですが、さすがに
室内アンテナと比べると雲泥の差で、国内QSOでは
ありますが、7〜28MHzまで今まで弱くしか聞こえなかった
のに結構強く入ってきます。
今28Mを聴きながら書いてますが、3や6エリアの方が
59で入ってきます。
先程ワッチした24Mでは、59++でローカルかと思ったら
四国の局だったのでびっくり。
7〜28まで聴いた感じでは、705になれるための受信用なら
このままでも十分かと。。。(笑
と言いつつも、近々のうちに巻き巻してあるエレメントは
グラスロッドで持ち上げますので、かなりいけるんじゃ
ないですか?

あ、ドリルを持って上がらなかったのでバランの孔開けは
次回ということで。

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