世界標準?

拙生の使っているOfficeソフトは貧乏人らしく
無料で使えるLibreOfficeです。
表計算のCalc(Excelと高い互換性)を主に
使いますが、Calcで作成したドキュメントは
xlsxで保存してもも、Excelで開くと若干
レイアウトが変わってしまったりします。
それが気に入らないと、なぜExcelを使わないんだ!?
と突っかかってきた取引先担当者様がいます。
Excelの拡張子である.xlsxが世界標準なのに
訳のわからんものを使うなということらしい。^^;;

LibreOfficeのファイルフォーマットはODFであり
構造化情報標準促進協会 (OASIS)
国際標準化機構 (ISO)
国際電気標準会議 (IEC)
日本産業規格 (JIS X 4401:2014)
等々に標準規格として承認されているんですけど。。。

MicrosoftOfficeは2003までデータ保存は独自の
バイナリ形式を採用していましたが、国際規格に準拠
していなかったため、各国の官庁の調達条件から外れ、
日本においても調達条件に、国際規格または日本工業
規格に準拠しているということとなったため、一時
国ではExcelやWordが使用できなくなるとまで報道
されました。
しかしOffice2007から標準化団体の ECMAの規格に
準拠したOpenXMLを採用したことで、辛うじて
不幸な事態を免れたというのが実情であります。
しかしOpenXMLはクロスプラットフォームではなく、
OpenXML のISO標準化の際には強い反対がありました。

それと比較しLibreOfficeが採用しているODFは
クロスプラットフォームで国際基準を満たしており、
フランスの政府機関やアメリカの州など、世界各国で
が標準文章としてODFを採用するなどの動きがあってから、
MS社もODFへの対応を余儀なくされました。
2007のSP2で正式にODFフォーマットに対応しました。
ただしMS社は相変わらずで、ODFの再現性は非常に
お粗末であり、仕方なくオマケでつけている感じ。
使えません。。。

世の中には日本語に対応した多くのOfficeスイーツが
存在しますが、その中で日本語環境でOpenXMLを
保存できるのはLibreOfficeとKingsoftOfficeだけ
だったはずです。

長々と書きましたが、言いたかったことは、Excelの方が
真の世界標準であるODFにまともに対応しなきゃダメなんじゃ
ない?ってことなのであります。
ちなみに同じXMLベースでもOpenXMLとODFはまったく互換性は
ありません。

さて、ブログではいろいろ言えるのですが、気の弱い
拙生は、取引先に決して反論などできるはずもなく
たった今Office2019のインストール終了。。。(笑

実はメインのパソには入れてありますが、ほとんど
ubuntuで立ち上げたままなので、Windowsを起動するには、
あまり使わないパソのほうが都合がよく、予備マシンに
インストールしました。
現在インストールが終了したパソからエントリしています。
予備マシンのCPUは第4世代ですがくさってもi7。ww
メモリも16GB積んであるのでWindowsでもそこそこ
動いてくれます。

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