指のリハビリ?

まだ残っている痛みやしびれは、一生付き合うことに
なるのかもしれませんね。

指先のリハビリのために依頼されていた
小型リニアに手を付けました。
と言っても依頼は球の下回りだけですけど。

ご使用のリグはIC-705のMAX10W。
普段は移動運用というより出張の際の暇つぶしで
ほぼワッチしかしていませんが、実家にルーフ
タワーを上げる許可が下りて、10MHzDPと18MHz
HB9CVを上げたけど、10Wじゃ聞こえても飛ばん
ということで、パワーが欲しくなったようです。
1KWまではいらないけど500Wくらいかなぁ。。。
とのことです。

ウン10年も前に6F62Rの故障したアンプを入手して、
修理してもNGだったものがあるということで
見せてもらいましたが、部品は使えそうですが
シャーシの錆がひどく、ソケットも自作品で
なんだか怪しいので、6F62Rは却下。ww
しかし電源は使えそうなので、簡易実験したところ
全ての電圧は出ていました。

さて、6F62Rのフィラメント電圧は4V35A。
手持ちの6F45Rは4V30Aでトランスはそのまま
使えそうです。
62と45の他の大きな違いは
最大プレート電圧 62は3000V 45は4000V
最大プレート電流 62は0.7A 45は0.6A 
最大プレート損失 62は600W 45は950W
ほかは似たような球です。
部品流用、また在庫処分の意味合いでも
6F45Rにしました。

プレート用の電圧は2,650V出ていますが
もうちょっとほしいところです。
実家の物置に置くので、大きさに制限は
ないとのことなので、手持ちの2.500V
0.9Aのトランスと交換して上げることに。
190V端子に200Vを入力すれば2630v、
整流後は3680V、となりいい感じですね。

0.6A流れるようにドライブしたとして、
その時3300Vまで下がったとしても、
2KWくらいのDC入力はあり、1KWアウトは
見込めますね。
必要なのは500W程度ですから、そのように
作っておいて、後はドライブを控えるだけです。

入力を抵抗受けにしますが、450Ωで受けると
5Wでもフルパワーがでそうなので200Ωにします。
これでも結構出ちゃいそうなので、後は
ALCを掛けるなりドライブを調整するなりで
対応してもらいましょう。

言い忘れましたが、電源とタンク回路回りなどは
ご自身でなさるということで、今回は球の
下回りだけのお手伝いです。

何年か前6F45Rのユニットをオークションで
入手しましたが、ユニットとしては完成していて、
エキサイター側はマッチングとLPFと組み合わせた
147Ω(2.2KΩ15パラ)で受けていましたが、どうも
気に入らないので基板を外して作り替えました。


SG周りのバイパスCが均等に入っていませんが
ソケット自体に分布容量で4500pFあるので、
問題は起きないでしょう。
抵抗受けの200Ωはチップ抵抗を使用。
最大10Wなので大げさな放熱はしていません。
もちろんインピーダンス比1:4のステップアップ
トランスを入れてあります。
Sgのブリーダー抵抗は10KΩなので、Esgが400Vなら
40mA流れ、16W消費します。


球の入力容量キャンセル用のコイルは
T-50-#2が手持ちになかったので#6を使用。
18MHzでピタッとキャンセルしてVSWRはほぼ1.0。
上の写真は入力容量にさらにCを足して、10MHzを
キャンセルしています。
写真はVSWRは1.15ですが微調整で1.05以下でした。
これでパラったCをリレーで入り切りすれば、
2バンド使用可能という仕組みです。


ソケット・チムニー


予備球もあります。

実験のための仮組を固定しなくてはいけませんが、
もうちょっとでお渡しできそうですね。
後はヘルプ信号が発せられないことを祈るばかりです。www

 


もも三昧

 

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  *動画内で鹿のお肉と言っていますが、実際にはお馬さんです。w
  

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