大丈夫かIntel!?

新しくパソコンを購入した方必見!

Intelの第13および14世代のモバイル用を除く
デスクトップ用CPU話です。

半年ほど前から世界中で発覚したCPUクラッシュ。
最初はM/Bからの電圧供給がおかしいかも。。。
などと逃げていたIntelも、オーバークロック
できないローエンドCPUまでコケ始めたことで
やっとCPUの不具合(設計ミス)を認めました。

簡単に言えば、M/Bのオーバークロック設定ミスで
過負荷状態になったのではなく、CPU側の処理が
適切でないため、自身で動作電圧を上昇させて
しまっていたということです。

どうしてクラッシュ?

ここからは拙生の知識や私見も入るので、間違いが
あるかもかもしれませんがご勘弁を。

CPUの中には半導体チップが複数並べられて
並列処理されていますが、限られたスペース内で
それらを接続する配線は、高性能になるほど
細くなっていきます。
その太さはnm(1×10^9)で表記されるほどで、
7nmとか、そのうち2nmも開発中だそうです。

だいたい原子の直径が1nm程度と記憶しているんで
なんと原子の直径に近づいてきている、つまり
原子より細いものはできないので、限界に近い
ところまで微細化しているんですね。

で、演算処理が高性能なCPUほど電気を食います。
オーバークロックするには電圧を上げるので
その極細の配線に電流も大きく流れます。
それでもCPUは冷却さえ規定通りに行えば
10年でも大丈夫なはずですが、13・14世代の
CPUは、オーバークロックしなくても、自身で
高電圧を要求し、それにより流れる電流で、
配線を短時間でボロボロにしてしまった
ということでしょう。

ただでさえ細い配線がボロボロになることで、
当然抵抗値が上がるため、電圧はドロップ。
CPUの演算能力は低下します。
もしかしたらそれでもCPUが電圧をさらに要求し
やせ細った抵抗値の高い配線が発熱して
クラッシュ、なんてのも考えられます。

全滅っぽい

最初はオーバ-クロックができるi7-13700Kや
i9-14900Kなどに不具合が発覚しましたが、
そのうちKの付かないオーバークロックができない
やつもクラッシュし始め、時間をおいてi5-*や
i3-*もNGと全滅っぽいです。
全てのマイクローコードに同じバクがあれば
当然ですよね。
高性能なほど電気喰いですからハイエンドから
順に不具合が起きてくるのは納得できます。


Intelの対応

パソコンメーカなどに問題のあるマイクロ
コードのパッチをリリースするらしいです。
これで想定外の動作電圧上昇は止められる
ことになるでしょう。

しかしリコール扱いではないのが気になります。
すでに世に出回っってしまったものは、使用時間に
応じてCPUは劣化してしまっているはずです。
配線がボロってしまい、電圧供給がうまくいかず
物理的要因で演算能力が低下したものは、いくら
パッチを当てたところで元には戻りませんよね。

それと末尾がKやKSのCPUは、パッチを当てた後は
能書き通りにまともにオーバークロックできる
のでしょうか?
ノーマルでしか使わない拙生には関係のない
話ですが、少しでも速度を求めるゲーマー
などにとっては気になるところでしょう。

各PCメーカー

ASUSやDell・HP等は既に対応を表明していますが
今のところHPとMSIからのコメントは無いようです。

* 大事なことなどで再度書きます。
  Intelの第13および14世代のデスクトップ用
  CPU話で、ノートPCやミニPCで使われる
  モバイル用CPUは関係ありません。

 


もも三昧

 
もものおかげで我が家は笑いが絶えません🤗

 


 

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2件のフィードバック

  1. jg8pOc より:

    最近、某ショップに行っても13,14世代のCPUの種類が減ったなーと思ったら
    そういうことだったのですね。iシリーズ最後とか言われていましたが、とんでもない最後になりそうですね!!
    私は、第8世代ですが・・・

  2. Qsaku より:

    第8世代ならWindows11対応ですね♪
    Intelはちゃっかり15世代リリース計画中のようですよ。ww
    そんな理由で先日もクライアント様に12世代を納めました。。。
    今後あまりひどい対応だったらIntelやめようかな?

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