Virtualboxで共有フォルダー
最近仮想PCをやり始めたお方に質問されたことを
備忘録として書いておきます。
ホストとゲストが共有するフォルダを作成。
ホストOS→Windows7・ゲストOS→Ubuntu12.04LTS。
共有はいくつかの方法でできますが、Virtualboxの
設定画面にもある共有フォルダーです。
* Guest Additionsをインストール済みとします。
ホストOSのWindows7にフォルダーを作成。
今回はライブラリのドキュメント下に【VirtualShare】という
フォルダーを作成。(任意名)
設定の共有フォルダー設定画面の右にある【+】ボタンを押下。
フォルダーのパスで【その他】から作成したフォルダーを指定。
普通はそれでゲストOS側から覗きに行ける雰囲気なんだけど、
そぉ甘くはないんだな、これが。。。
次にゲストOSのUbuntu側にもフォルダーを作成。
今回は同名の【VirtualShare】をユーザー領域の下に作成。
$ mkdir -p /home/user/VirtualShare
$ chown 766 /home/user/VirtualShare
これにホストOSで作成したフォルダをマウント。
$ sudo mount -t vboxsf VirtualShare /home/user/VirtualShare
これではエラーが出るので
$ sudo mount.vboxsf VirtualShare /home/user/VirtualShare
でなきゃだめという情報も散見できるが、拙生の場合は両方とも
エラーは出ずに、どのマシーンにもちゃんとマウント。
両者でフォルダーやドキュメントを保存し、お互いに同期されることを確認。
うまくいきことが分かったら、起動するたびにいちいちコマンドを
打たなくてもよいように、rc.localにオマジナイを記述。
$ sudo gedit /etc/rc.local
mount -t vboxsf VirtualShare /home/user/VirtualShare
exit 0 より前に追記
コツ
1 UbuntuはWindowsのように拡張子に拘りません。
たとえばゲストOSのUbuntu側でテキストを保存するときは、
別名で保存するときにxxx.txtのように、Windowsが認識できる
拡張子を付けてやればよいでしょう。
逆にWindows側でテキストファイルであるqqq.txtを保存しても
Ubuntuはテキストと認識しないので、Wクリックで出現するダイアログの
表示するを選択するか、右クリックメニューから開くアプリを選択します。
2 Ubuntuの共有フォルダーが開いていると、Windows側のフォルダーで
ファイルを保存したり削除しても、表示に反映されません。
そんな時は一度他のフォルダーに移動して戻ってみてください。
実はちゃんと同期していて、こんどは表示されます。
( Windows側のフォルダはすぐに反映します。)
2は言い忘れちゃいました。^^;;
ホストOSがUbuntuでゲストがWindowsはいらないのかな?(笑)
ちなみにWindows7のVirtualbox上で稼働させるXPは結構サクサクです。
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