32ビットがなくなった。(悲

Lubuntuで動いているネットブックをアップグレード
しようとしたら、20.04LTSにはアップグレードできないようです。

ネットブックはCPUがATOM-N475で1.83GHzの
1コア2スレでキャッシュは512MB、メモリは2GBまで
なのですが、なんとチップセットが1GBまでしか対応
できないというなんとも情けないなやつなんです。
しかも32ビット・・・

後から追記(前のネットブックと勘違いしてました。
         64ビットでした。
         以降32ビットと思いこんでいたときの作業です。) 

ubuntuは64ビットでないとインストールできないので、
Lubuntu18.04LTSの32ビット版を採用していました。

後から追記(ずっと32ビットと思いこんでいたんですねぇ。^^;;)

ubuntuの仲間では一番軽量なWindow環境を採用し、
非力なマシーンでもそこそこ動いてくれます。

しかし。。。
Lubuntuもついに32ビット版がなくなったようです。
どぉしよう、もぉ捨てなきゃだめか?と途方に暮れたわけですが。。。
というのは冗談で、本当に処分しても良いようなマシンですけど、
キーボードでなきゃ嫌な拙生にとってスマホやタブレットを除けば、
一番軽く一番小さいというメリットは何モノにも代えがたく、
山頂基地局に持ち込んだりタワー上などで使うのに、とても
重宝しております。

そこでLubuntuが駄目ならPUPPY Linuxの登場です。
何度も書いていますが、このディストリビューションは
インストールイメージが130MBちょっとのくせに、
パソに必要な最低限の機能を備えためのアプリがほとんど
入っており、高機能とは言えませんが、このパソに大きな
期待をしているわけでもなく、検索ができるブラウザがあり、
ターミナルからサーバーの遠隔操作ができて、公式を
放りこんだ表計算で計算できればOKなので十分なのです。
あ、もちろんメールチェックもできます。

で、最大の特徴はインストールしなくともLiveCDやUSBの
メモリで起動させ、大したことをやらなければメモリが
256MBもあればびっくりするくらいサクサク動きます。
と言うのも、起動時にディレクトリツリーをメモリに読み込み
残りの部分をRAMディスクとして動くので、極端な話
内蔵ストレージがなくてもバリバリ動いちゃうんです。
メモリ1GBはこのディストリビューションにはオーバースペック
かもしれませんね。ww

今回は恒久的なOSとするためSSDにインストールしました。
古い64GBのものですが腐ってもSSD・・・です。w
メモリに落とすときも、メモリが足りなくなってSWAPが
発生した時の仮想メモリとして使うときも、HDDと比べると
矢のように早く快適です。

ちなみに電源オンから使えるようになるまでに30秒ちょっと。
ただし非力マシーンですからBIOSが立ち上がるのにかなりの
時間を喰い、更にOS選択の画面で一旦止まるのでのですが、
そこからは10秒以内で起動しますのでディストロ自体の
起動は早いと言えます。
シャットダウンが10秒程度で、再起動は45秒でした。
なんだ、大したことないじゃんって、最近のマシンと
比べちゃぁいけませんぜ。(笑
なんて言ったてTDPわずか6.5WのATOM-N475にメモリ1GB、
という現在の標準からすると比べ物にならないマシンに
すべて無償のOS・アプリの組み合わせで稼働させています。
それでストレスなく動くってすごくありません?

これでタワー4台ノーパソ君3台が新しいディストリに
バトンタッチしました。
あとは使用しながら気になるところの使い勝手を改善
するのに、ポチポチいじっていくだけです。
予備機は?使う場面が来たらやるということで。。。
一応LTSは2年ごとにリリースされますが、5年のロング
タイムサポートですから、18.04LTSのサポート期限が
切れるのは2023年で、あと3年あります。

*拙生の採用したPUPPY Linuxはubuntuからのフォークです。
 PUPPYから派生した2〜300MB程度で、UEFI対応のものがあり、
 Windows10のファイル救済などに使えます。
 PUPPYだけで1週間位は書き続けられますが、メインOSでは
 ないので機会があったらということにしておきます。

後から追記
 
 書き終わってからなんとなくスペックを覗いたら命令セットが
 64ビットであることを発見。。。
 64ビット版に入れ替えるかもしれません。
 候補はPUPPYから派生したUEFI対応のBionicPuP64-8.0あたり。
 救済用に持って歩いているUEFI対応のディストロで、64と
 32ビット版があります。
 現在インストールしてあるprecise-571JPと違い、自力での
 日本語環境を作る必要がありますが難しくはありません。
 ま、ブータブルなUSBフラッシュメモリで起動して、そのまま
 使っても、変わらないパフォーマンスが得られるので、わざわざ
 インストールしなくても良いと言えば良いのですが。
 使おうと思ったらUSBフラッシュメモリ忘れちゃった、
 ってなことが多発する人種ですからねぇ。@自爆

 ちなみに64ビット版しか無くなったLubuntuでも良かったと
 言うことになりますが、PuPPYのほうが軽量でサクサクなので
 それについては悔しくはありませぬ。。。。?

注意

 BionicPuP64自体が370MB、32ビット版は290MB程度ありますので
 134MBのprecise-571JPとは違い、メモリ512MB位の搭載マシン
 でなければパフォーマンスが良くないでしょう。
 今どきのマシンなら全く問題ありません。

 

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