LGA1155逝く

サブ機のネットワークがおかしくなりました。
起動後しばらくすると途切れます。
一度切れると再起動しても数秒で切れます。
諦めが悪いので別途NICを挿してみても同じ症状です。
ubuntuの問題かとマルチブートになっている
Windowsを起動しても、まったく同じ現象が起きます。
要はチップセットが腐ってしまったのですね。。。。

さてこのサブ機、かなり古いM/BでLGA1155。
CPUは第3世代のi7-3770Kです。
そんな古いの捨てろって?
イエイエ、4c/8sで3.5GHzの8Mキャッシュ。
メモリはDDR3ですが16GB積んでます。
ubuntuでは十分すぎるスペックなのですよ。

クライアント様に収めるサーバーを構築していたとき
サーバーOSインストール前にちょっとだけコメンナサイで
ubuntuをインストルしてみたことがあります。
と言うのも、マシンスペックがXeon E5-2670という
LGA2011のCPUで8コア16スレッド。
それに32GBメモリを積んで、2TBSSDのRAID1。
ubuntuで使ったら一体どれだけ早いんだろう。。。
イケない考えが頭をよぎりつい試してみました。
で、ベンチマークでは明らかに差が出ますが、
ubuntuにおいて拙生が日常的に使うアプリでは
3770Kより劇的には早くはならなかったことから、
第3世代でも十分という認識が刷り込まれたわけです。
ちなみに現在メインで使っているi7-7700・16GB
・480GBSSDのRAID0のほうがベンチマークで
勝ってますが、このマシンでもやはり大差を
体感できることはありません。

3770Kでもデスクトップマシーンとして一応何でも
できるようにはしてありますが、このマシンの主目的は
サーバー専用機達のバックアップであります。
時間が来ると順番にサーバーからデータが送られてきて、
専用ストレージに上書き保存されます。
バックアップの他にもウィルススキャンやデスク容量、
RAIDの状況などを調べるコマンドも仕込んであるので
結構長い時間やってます。
ですからバックアップコマンド実行中にデスクトップ
アプリ使用するとパフォーマンスが落ちるのが嫌で、
メモリだけは通常8GB程度で十分なところを16GBに
していますが、他のスペックはそんなに上等なものは必要なく、
新たに作ることも検討しましたが、今回はオークションで
LGA1155のM/Bをゲットし交換でお茶を濁しました。
実はLGA1155の予備があったのですが、友人がコケたと
言って先月持って行っちゃったという、実にバッド
タイミングなアクシデントというわけです。。。

本日届いていたM/Bを交換。
ついでにバックアップ用ストレージをサラピンにして
UUIDを調べてマウントし、そこへバックアプデータを
送ってくるように設定し直しましたが、実に快適に
動いてくれています。
サラピンHDDへのバックアップですから、差分とか増分ではなく
ネットワーク経由でのフルバックアップですから、たっぷり
時間はかかりましたが。。。

DSC_0191


  しばらく試してOKなら、チップセットと
  ストレージの冷却用FANを取り付けて完成です。

手動でバックアップコマンドを叩いておいて
Youtubeで動画を2つ流しながらGIMPで画像処理など
Windowsならちょっと厳しい作業をやってみましたが、
全くストレスなしでした。
そのための16GBですからね。。。

ubuntuにはサーバー専用のイメージも落ちていますが
デスクトップにバックアップサーバーを組入れても
まったく問題なく動いてくれるので、サーバ専用機を
使うのは止めてしまいました。
予備が複数入手できない限り、次回コケたときにはさすがに
諦めるつもりですが、これでしばらくはLGA1155のお世話に
なりそうであります。

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