ダークマターを検出?

本日は休憩時間を多く挟みながらも資料整理。
現在メインの仕事と別件の図面起こしですが
やってもやってもキリがないですぅ。。。(T_T)
連休は何もできそうにありませんね。@毎度のこと

戦闘機じゃない

昨日のF5攻撃の投稿を見た人から、爆撃
するのかと思った。。。と言われました。
70年も前に開発されたフリーダム・ファイターや
タイガーIIF-5じゃありませんってば!www

ダークマター(暗黒物質)を検出

日本が連続で受賞したノーベル科学省を羨ましがる
隣国の負け惜しみなのですが、ダークマターを
検知する研究でノーベル賞を受賞するのに頑張って
いるのだとか。www

ご存知の通りダークマターは見えないものの
間違いなく存在する宇宙物質であり、銀河の回転や
質量などから存在するもの、いえいえ存在しなくては
ならないものであります。
その量は宇宙全体の80%以上の質量と算出されています。
                * 一つの説です。

その正体は明らかではありませんが、量子力学などの
観点からみて、通常物質の原子核にのみ緩く相互作用を
持つ粒子と考えられていて、粒子であるなら捉えられる
可能性は十分あり、実際にイタリアには世界最高感度の
ダークマター検知機が存在します。

素粒子の検知と言えば日本のスーパーカミオカンデを
思い浮かべますが、これはニュートリノや反ニュートリノの
検知や陽子の寿命などを予測するというもので、すでに
超新星からのニュートリノを観測することに成功し、
超新星の理論が正しいことを証明したり、10^30 – 10^32年
であろうと思われていた陽子の寿命は10^34年以上である
ことが判明しています。

スーパーカミオカンデが50,000トンの超純水に反応した
ニュートロンなどの粒子を11,200本の光電子増倍管で検知
するのに対し、ダークマター検知器は液体キセノンを
使用します。
キセノンはへリウムなどと同様に安定した元素で重たく、
化学変化を起こしにくいので、素粒子の検知に適しています。

しかし。。。キセノンを液体として保つのは難しい。。。
キセノンは通常気体として存在し、マイナス108度まで
冷却すると液体になります。
ところがマイナス112度で個体になってしまい、その幅は
わずか4度しかないんです。(1気圧時)
何トンものキセノンを一応に温度内に追い込んで液状を
保つって大変らしいのですよ。

最初は液体窒素で冷却していたのですが、実験者の
職人・・・いや、神業的なさじ加減でしか調整でないので
現在ではパルス管冷凍機が主流になっているようです。

現在の検知システムではダー機マターの粒子が小さすぎて
検知できないという結論が出た場合は感度を上げます。
感度を上げる=検知器のサイズをでかくするということで
液体キセノンの量が増えれば、冷却による温度調整も
更に難易度が高くなるわけです。

こんな微妙で根気のいる実験。。。
しかも時間だけでなくお金がかかり、優秀な人材も必要。
決して隣国さん気質では成し遂げられるとは思えない
事業だと思いますけどね。
ま、せいぜい頑張ってもらいましょう。ww

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