怪しい金融商品

FDAM-3をいじってみた

あまりにも自分のことができないので
ストレスがたまり、自室の足元に転がっていた
FDAM-3の(簡単な)改造を30分位楽しみました。
オークションで入手し、送受信だけはするように
修理しただけでオリジナルのまま放置状態でしたが
今回は懸案事項であったVFO変動軽減のために、
電圧が送受切替時に切れないようしました。
当初は送信時VFOにCを足して周波数をシフトし、
受信の邪魔にならないようにしようと思っていましたが
どちらかのブログで同様な対策で、電圧を掛けたまま
発振を止めればドリフトしないというリポートが
あったことを思い出してやってみたところ、それなりの
改善結果を得ることができました。
と言っても所詮古い機会ですから、現行機と比べれば
雲泥の差があり、あえてドリフト幅は書きませんけど。(笑
変調率が浅い(78%〜80%)こと、0.7Wしか出ないこと
に関しては後日の楽しみとします。

為替ヘッジは博打じゃない

 *専門家ではないので用語の間違いなどはご勘弁を。

ウォン安は輸出にとっては有利だが、返済額が膨張し
対外責務に関しては不利ことは前述したとおりです。
一年前と比較すると、対ウォンで米ドルは2.6%、
日本円に至っては13%上昇。
つまりその数字がそのまま対外責務に反映します。

GDPのウン10%を占めるとかいう大企業は話題に上りますが
隣国には日本にはない怪しい金融商品があり、これが
中小企業の無制限損失を誘発し、傾きつつある隣国の
足元を思いっきりすくうかもと言われています。

怪しい金融商品ーKIKOオプションとは

輸出企業が製品を輸出した場合、決済の期間内に為替相場が
変動したことで損失が生まれることが回避できるよう
一定の枠内で金融機関が輸出した時点の為替相場を保証する
金融商品をKIKO(ノックインノックアウト)といいます。
要は為替差損に対する保険という類のものですね。
   *専門的にはコールオプションと呼ばれる。
ここまでならあってもいいじゃん?って感じですよねぇ。

しかしもう想像がつくでしょうけど、金融機関にとって
今の隣国の状況ならKIKOの販売手数料より現在のような
急激な為替の変動に対するリスクのほうがはるかに
大きいわけです。
そこで前述した一定の枠内ということになりますが、
一般的なKIKOは、リスク回避のために10%変動したら
自動決済するというような特約があります。
金融機関は為替相場変動の許容範囲が大きな特約の場合
当然リスク回避のために、プレミアム(手数)料を高く
設定しますが、これでは体力のない中小企業の輸出業者には
手を出しづらく、また為替ヘッジとしてのメリットは
少なくなってます。

そこで登場するのがこんな特約。
例えば輸出業者が金融機関とKIKOの契約時に
為替相場は1ドル=1000ウォンだったとします。
たとえば以下の2点などのような条件で契約すると、
オプション手数料はゼロになります。

1 決済までの期間に1度でも1ドル=800ウォン以下の
  ウォン高水準になったら、権利が消滅
2 決済までの期間に1度でも1ドル=1200ウォン以上の
  ウォン安水準になったら1ドル=1200ウォンでドルを
  売らなくてはいけない

この場合、1ドル800〜1200ウォンを推移している間は
契約者は1000ウォン以上の為替相場で売掛金を回収できます。
ここまでもOKぽいですよねぇ。

ところが一度でも1ドル=800ウォンを超えたウォン高になると、
権利が消滅するために、両替してもその時の相場である
1ドルにつき800ウォン以下しか手にできません。
で、現在進行中のウォン安ではどぉでしょう。
まさに隣国の現状である1ドル=1200ウォン以上のウォン安に
1度でもなった場合、決済時の相場が1ドル=1400ウォンでも
1200ウォンしか手にできないことになります。
ま、ここまでもそう大きな損失は発生しません。

ところが問題なのはレバレッジ型KIKOってやつ。
これは売掛金の3倍とか10倍の金額で契約するものです。

例えば実際の売掛が1,000ドルなのに10,000ドルで契約します。
その場合、契約期間内に1度でも1ドル=1200ウォン以上のウォン安に
なると10,000ドルを用意して(=市場から差分の9,000ドルを購入
してでも)1ドル=1200ウォンで売り渡さなければならないのです。

KIKOオプションを契約していない場合、1ドル=1000ウォンが
1400ウォンのウォン安になったなら、輸入業者には1ドルにつき
400ウォン、40万ウォンの差益が発生しますが、それに対し
レバレッジ型KIKOを契約していた場合は実際の売掛の
1000ドル分に対しては差益が20万ウォン分目減りするだけですが
仮想売掛とも言える残りの9000ドルに関しては、1ドル1400ウォン
で買って1200ウォンで売らなくてはいけないので、180万ウォン
もの損失がでてしまいます。
金額は例えですから実際には比較にならないほどの多額な
損失が発生することになります。

なんでこんなリスクのあることをやるのか。。
それは契約内での変動に収まるか収まらないかの一種の
博打でありうまく行けば儲けることができるからです。
最大の儲けは1ドル=1200ウォンジャストのときで
1ドルにつき200ウォンですから10000ドルだと
200万ウォンの差益となるわけです。

外資はウォン安を嫌い、KOSPIなどからは引き上げますが
KIKOを販売している儲けしか見ない外資系金融業界には
契約内の変動幅を超えたウォン安・ドル高になるほど儲かり
そして隣国中小企業が痛い目にあうといった構図になります。
実際には2008年の世界金融危機のウォン下落ではKIKOによる
損失が2兆2000億ウォンでした。
で、未だに学習能力がないためかレバレッジ型KIKOは存在
しているようです。
為替ヘッジのために行う先物取引や信用取引などは、それ相応の
知識とコストが必要であり、それでも少なくないリスクが
付きまとうのに、博打感覚では痛い目にあうだけでしょう。

2008年隣国の国家的危機は日本の手助けでなんとか持ちこたえ
ましたが、現在のウォン急落には手差し伸べないでしょうから
1ドル=1300ウォン以上のウォン安水準あたりから金融破綻
まっしぐらと言ったところでしょうか。
多くの輸出業者が怪しい金融商品の餌食となるでしょう。
懲りないお国柄は健在・・・ですね。
KIKOで足元がキコキコ言ってますよ。w
さらにそれを恐れた政府がそのラインを死守するために
バレバレの為替介入を継続すれば、市場操作を米国が突つき、
転落速度は更に早まるでしょうし。
ま、その前にドル買い用の外貨準備高が底をつくほうが
早い気がしますけど。。。
もしかしてもう直デフォルト?@Goodbye Korea

以下は検索ロボットに対する実験のために
知っている単語を羅列してみただけなので
読み飛ばしてください。

Falling to default soon…

Now neighboring countries are
 digging their graves.
Anti-Japan just to get
 the public will.
The airline has a large deficit
 because the citizens have restrained
 their trip to Japan.
The non-buying movement is
 plaguing itself, not Japan.
Won depreciation will continue
 even if currency intervention
 is carried out.
Unfortunately, the neighboring
 country will soon be bankrupt.

HOME

おすすめ