寝る前の1曲

久方ぶりにJAZZを聴きました。

現在音楽に関しては雑食系でありますが、若い頃は
地下にあるジャズ喫茶によくササッていました。
ま、音楽だけでなく対面している壁が見えないくらい
煙草の煙が充満し、ぼんやりと見えるのは特大の
スピーカくらいで、隠れ家的な雰囲気が気に入った
せいもありますが、とにかく通ってました。
流れてくる曲は気に入らないものもありましたが、
王道と言えるソニーロリンズやモンゴメリー、
レイ・ブラウンなどが多く流れていて、面白みには
欠けていたのかも知れませんが、ハズレ曲は
少なかったのが通えた理由なのかもしれません。

そんな時によく聴いていたのがこの人。
アートブレイキーです。
よく聴くモーニンとかではなく数回しか聴いていない
No Problemにしてみました。

アートブレイキーは何度も来日し、奥さんが日本人と
日本贔屓で有名ですが、日本贔屓になった理由までは
知られていないようです。
彼がJAZZプレイヤーとしてスーパースターになったとき
アメリカではまだ人種差別が横行していた時代で
彼に対する差別も例外でなかったのに、初来日では
大歓迎を受け、人種の違いを理由に色眼鏡で見るような
日本人は1人も居なかったのだそうです。

そんなエピーソードを思い出しながらだと、一味違った
演奏に聞こえるのが不思議ですよね。

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