残念賞@GU-5B

別件訪問

またもや別件でラボ主宅へ訪問。
時間がなかったけどせっかくだから作業場へ。

バイアスを深くする

まずはバイアス電圧を上げるために5.1Vの
ツェナDiを足して、ショートできるようにリード線を
出しておきました。
写真には映っていませんが念の為パッチンコアを
2段入れておきました。


取り付け後はリード線が横にピロっと。。。
ショートしてバイアス電圧を下げることが出来ます。


で、最終的に60V(正確には61.9V)でアイドリングが
200mAちょっとでした。
1次側タップがもうひとつ落とせることが分かり
高圧は4670Vまで下げておいたので、タップ最大の
5600Vでは、やはり70V程度になると思われます。

やはり出してみたい

時間がなくてもやはりRFで試したい。。。
入力のVSWRが高いときの予防策で、外付け
300Wのアンテナチューナをパワー計代わりに。


出力側は2500Hを装着した鳥さんヨンサンです。

トラブルです

20〜30W入力してVVCをを回してみても最大で
数100W以上の出力が出てきません。
ローラーインダクタがずれているのかと回してみても
出力に変化がありません。。。^^;;

なにか接続が間違っているとしか思えないので
RFデッキをはぐってみる。
見た目は悪くなさそうですが、LCメータでローラー
インダクタの値を見てみると。。。いくら回しても
変化しないのですよ。(汗

やっちまいました。
下の写真は正規な接続ですが、直す前はコイルの
両端にある端子を接続していました。
そう、この端子はあくまでコイル自体のホットと
コールドエンドであり、ローラーの端子は別にあって
それを浮かした状態で取り付けちゃったのです。
いくら回してもローラ部分でショートすることはなく
インダクタンスは10数μH不変となっていたのです。


4670V1A流れたとしてQを13とした場合、fo10.125MHz
でのインダクタンスは3.5μH程度です。
Qを変更してハイLにしても、このネットワークで
Z変換が成り立つのはQが8くらいからです。
その時のインダクタンスでも5.3μHくらいです。
10μH以上あれば最適なZ変換は成り立たないので
メチャクチャなインピーで数100Wでもよく出てくれた
って感じですよね。

お楽しみは持ち越し

残念ながら写真のようにインダクタンスが可変できる
正規な配線になったときには時間切れでありました。(泣
お楽しみは次回に持ち越しです。

高圧はイイ感じ

高圧ですが200mAチョイ流れた時に約100Vのドロップでした。
電圧を上げるとブリーダに流れる電流の増加などでもっと
ドロップするでしょうけど、無負荷5600Vで最大出力時に
5000Vを保つことが目標です。

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