直結@カソードフォロア

直結

おやじ(おやぢ?)バンドを続けているなんちゃって
ベーシストのお友達がいます。
今流行りのスラップ奏法のような派手さはないけど
リズム感抜群でそこそこ旨い。
フェンダーのJAZZベーなんぞを持っていて、指の短い
拙生はプレシジョンなんかよりもネックが細いJAZZベーが
好きなのを知っていてイイダローって自慢するのですよ。

さて、その友人がマーシャルのギターアンプを真似て
無謀にも(笑)自作アンプをでっち上げました。
絶対計画倒れになると思っていたのですがなんと
完成しそれなりに見栄えいいし音もちゃんと出ています。w
ただ揃えた工具なども入れるとオークションなどで出ている
落札額より何倍も金が掛かったと嘆いておりますが。
拙生のところから色々持っていかなきゃ、そんなんで
済まなかったってこと忘れちゃいませんか?ww
ま、自作ってそんなものです。

で、アンプの回路で聞かれたことがあるのですが、
バッファと思われる部分に双3極管(12BX7だったかな?)が
使用されており、片側のプレートがもう一方のグリッドに
直接接続されているけど大丈夫なのかい?とのことでした。

はいはい、それはDirect connection Type と言って
後段がカソードフォロアなのでハイインピー受けであり
バイアスも高い電圧が必要ということで良いのですよ。
馴染みがないので直結するのが気持ちが悪いなら
カプリングCで引っぱり出しても構いませんが、
その時は別途カソードフォロア側のバイアスが
必要になります。
カソード抵抗を分割して得た電圧をグリッドに掛ける
自己バイアスか、B電圧を抵抗で分圧して掛ける
固定バイアスですね。

実はなんちゃってベーシストは過大入力を気にしていたようで。。。
という事はカソードフォロアの原理をよく知らない?ww
通常アンプでは過大入力の信号も、カソードフォロアでは
カソードから見たグリッドとの電位差は微々たるものです。
なんと言ってもμがほとんど1で、グリッドとカソードの
電位もほぼ一緒ということになりますから。
JAZZベーを自慢されたので、カソードフォロアで仕返し
してやりました。ww
ところでなぜフェンダーのアンプでなくてマーシャルの
コピーなんでしょ??(笑 

入出力部分@GU-5B

GU-5Bは10MHzで出力を確認できれば良しとしたため、アンテナ
切り替えリレーはタイト製の古い(昭和時代)のもので
十分と考えましたが、あまりにもかわいそうなので
HC-1(キロバックの真空リレー)でもおごってやろうかと。

この手の真空リレーはレセクタプルタイプではなく
芯線のみのはんだ付け用端子なので、同軸ケーブルの
網線の処理が問題になることがあります。
そこでシールド板で囲ってしまい、同軸ケーブルは
コネクタ受けとし、レセクタプルと最短距離で接続して
しまうのが常套手段です。
入力用のリレーともシールドしてしまいます。


      いつも書きなぐりでスミマセヌ。。。
      πLと書いていますがただのπが正解です。

レセクタプルとリレーの端子は太めの線をなるべく
短距離でハンダ付するので細かい作業になりますが
配線が1〜2cm程度なら、下手に網線をまとめたり
するより、経験上ハイバンドでも問題は起きません。

スルーの配線にL分をキャンセルするCが入っていませんが
もしこのまま実用レベルで完成すれば、?のところに
BPFとかを入れることができるようにようにしてある
都合上、本当にスルーのときに付け足します。
運良くVSWRが立たなきゃそのままかな?(笑

RFパワー系への分圧抵抗は外付けのパワー計を
使うなら必要ないかもしれませんね。
カプリングCがショートしたときヒューズ代わりの
RFCはタンク回路のすぐ側のほうが万が一のとき
交換しやすいかも。
簡易型のALCを入力側に放り込むのもありですね。

受信時の最小適用負荷を考慮し入力リレーは銀パラ合金
多接点のモノを使用します。
もちろんここには密閉型以外は使うべきではありません。
クロスバーツインのMY4Z-CBGあたりを使っって問題が
起きたことはありませんがちょっと大ゲサすぎ?
ま、200W押しってのでも一応大丈夫なように。ww
 @入力回路の他の部分は耐入力最大150WCWですけど。。

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