メータ回路の計算

ずっと置きっぱだった在庫部品を朽ちないうちに
整理するために作り始めたと言っても良い
GU-5Bのアンプですが、当初は次回作は7F71Rと
していたので全く計算していませんでした。

球自体はまだ得体が判明していないので、
実際に電圧を掛けてバイアス電圧の変化による
Ipの直流的な振る舞いから判断することになります。
負荷インピーだ、コイルのQだなどはRFパワーを
ぶち込んだ結果からとなるでしょう。
ま、タップ位置を変更するのではなく、ローラー
インダクタで連続可変するので、そのへんは
どぉにでもなります。

計算が必要なのはなんと言ってもメータ回路。
使用するために取ってあるメーターは、内部抵抗14Ω
300μA(0.3mA)フルスケールというもの。
これで最低Ip・Ig・Epを表示させることになります。

まずは簡単なEpから。
フルスケール7.5KVにするとしたら、300μA流れるのは
25MΩでですが、一応抵抗1本の耐電圧は500Vなので、
同じ抵抗値なら少なくとも15本ってことになります。
実際には最大5.4KVまでなので11本以上ですね。
2MΩ12本+1MΩ1本で25MΩってところでしょうか。
勿論メータにはパラに10〜20KΩ程度を抱かせます。
拙生的には手持ちですませるなら1MΩ25本でも
全然OKであります。

次にIpですが仮に2Aフルスケールとしましょう。
半端な値ででない0.1Ωをメータにパラにしたら
メータ側に300μA流れるには合成抵抗は667Ωです。
内部抵抗は14Ωですからシリーズに653Ωを
ぶら下げればほとんど誤差は出ません。
手持ちの抵抗でやるなら1KΩ2パラで500Ω、
残りの153Ωは51Ωの3パラで・・・
あれ、なんかぴったりすぎじゃありませんか?(笑
5本をパラったりシリーズにしたりが無様と思う方は
0.0021Ωの巻線抵抗を自作して分流器を作ってください。
拙生は無様は気にしないので抵抗5本で簡単にやります。

Igは仮に1Aフルスケールとすると・・・
0.1Ωを2パラで0.05Ωとしたほうが楽そうですね。
メータ側の合成抵抗は167Ωとなり内部抵抗の14Ωを差っ引くと
あれ!?153Ωで51Ω3パラでまたもやぴったりじゃないですか。
なんと・・・
ブログにエントリしながら計算が終わってしまいました。(笑笑

同じメータが4個あるので気が向いたらパワー計なんぞも
付ければ格好良いかも・・・
でもいつも思うんですけど、通過型のパワー(VSWR)計を
入れるので内臓のパワー計はいらないのでは・・・
ということでやめにしておきましょうか。w

風量や静圧の計算は一応終わっています。
ま、過剰なくらい大きいやつで吹いてやりますから
計算は必要ないとも言えますよね。w

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