回路図@書きなぐり

昨日釣ってきたというホッケをいただきました。
拙作ブログのご購読者様からです。
昨日は帰宅が遅かったので夕食はすでに出来上がっており
本日の夕食に美味しくいただきました。@多謝
明日はフライがいいかなぁ。。。(笑

拙生自身は人に強引に連れられて行き、糸を垂らして、
または投げてみたことがある程度で釣りはやりません。
釣ってきたものを頂いて食べるのが専門です。(笑
大量に頂いたときは3枚とかにおろして冷凍にしておきます。
釣りはやらなくてもとある理由で魚はサバけるのですよ。
そのへんの尾ヒレハヒレは後日談で。

さて、先日書きなぐった4CX1500Bx2の回路図ですが、
CAD化されぬままにPDFファイルでサーバーに保存されました。(笑
見たいという奇特な方もいらっしゃるので、一部ですがRFと
電源部の基本部分をアップしておきます。

注意
メンテや改造時に拙生がわかれば良い程度ですので、実物と
全く同じとは限りません。
例 
別途ロードに足す固定Cの切り替え部分が反映されていない。
Esg・Ecg・Isg・Icgメータ回路は別の紙にある。
シグナルグラウンドの他にフレームグランドもある。
等々
でも基本的なものは網羅されているはずです。

RF部


 ・リレーの逆起電力防止用Diなどは省いています。
 ・バンド切り替えON/OFF用のスイッチはリレーの
  右側だったかも。。。ま、どっちでも作動しますが。(笑
 ・容量や抵抗値が一切書いてありませんが値は
  拙生の頭の中です。@それが一番危ない!?w

実はここで必要だったのは8Pのピンアサイン
だけだったりして。。。

電源部

トランスは整流後DC表示はだいたいそのまま、
AC表示は1.3〜1.4倍になります。
HVはAC2500Vですから整流後は約3350Vでしたが
ブリーダに100mA流すと約3250Vとなりました。
EsgはDC300Vでは足りずAC表示と思われる14Vと
12Vをシリーズにして電圧を嵩上げしました。
10KΩのブリーダが入って332V、3KW出力時にでも
323Vをキープしていました。@安定化不要?
そんなわけで現在RFデッキのブリーダ抵抗のみで
電源側の抵抗は取り外し、シャントレギュレータも
つけていない状態であります。

RL1及び2は巻線100Vリレーを2シリーズにして
200Vでお試ししましたが、全く問題なく動いて
くれています。。。が、未来永劫問題なしとは
限らないので、よい子の皆さんはなるべく
真似しないように。w
  5A接点8パラで40AまでOK?
  いえいえ無誘導負荷ではありませんから。

3分に設定したON DELAY用のリレーは、どの電圧でも
使用できますが、AC100Vで稼働させています。
200Vに入れた場合、例えば100V系をオンしてから
3分待って高圧が入らないと、その時点で200Vの
ブレーカを入れ忘れたことに気づいた場合など、
入れてから更に3分待たねばならず、今回のように
100V系に入れておけば、3分後にはONされているので
それ以降なら即高圧が掛かるということです。

FAN1とブロアは100VですがFAN2は200Vです。
FAN1は高圧のブリーダ抵抗に発生する300Wの熱の
冷却で、FAN2はその補助的なものと風の一部を
Ecgのブリーダ抵抗などに回すためにつけましたが
200Vで回すと強力すぎでうるさいのでトランスの
端子電圧が140Vになるところで使っています。
目的箇所のクーリングは十分で、かなりおとなしく
なってくれました。

ステッピングリレーで2〜3A、バンド切り替え
入力側リレーの一個は必ず使います。
LM350は3Aジャストなのでギリギリであり、
現在はトランスのタップを一つ下げて整流
のみにしていますが、24.7Vと無難な電圧に
なっています。
送受切り替えリレーも3端子レギュレータなしで
イケたかもしれません。
あ、こう書くとすんげぇ面倒くさがり屋だと
思われるでしょう。
実際そうなのですが・・@自爆
でもこの程度は面倒くさいのではなく、リニアアンプ
製作の場合は不具合の要因となりうる部品をどぉ
省いてシンプルにするのかが勝負だと拙生は思います。
せっかく組んだ後でも必要性をがないと判明したら、
付いていて差し支えのない場合でも外してしまうのが
拙生流で、こちらのほうがよほど面倒なのですよ。(笑
高級な回路で組んだものはコケて修理が大変ですし
コケると大変なことになるケースもあります。
リニアアンプ製作は回路図を無駄に複雑にしない。
シンプル イズ ザ ベスト。これに尽きます!

リニアアンプ製作の大御所のところに遊びに行ったとき
球を外した状態で各電圧を測ろうとしているのに、何故か
SG電圧が出てこないと格闘している真っ最中でした。
2人であーだこーだやってやっと見つけました。
風センサーが付いていてクーリング(ブロア)が
止まると、高圧とSG電圧が落ちる仕掛けがしてありました。
で、本人曰く、アレ?こんなの付けたっけ。www
拙生流ではブロアが止まれば静かになるのですぐ分かるので
リニアをオフすればOK。。。てな感じでしょうか。

実は拙生も最初に作った大型送信管のアンプには
超大型のDC12Vブロアを使用し、充電器+バッテリの
フローティングで回していました。
これで元ブレーカが落ちてもバッテリの充電分だけは
球を冷やしてくれると考えたからです。
でも・・充電器がコケたら?
バッテリが死んだら?
等々、考えたらキリがありませんよね。
これはブレーカが落ちても予熱で球が逝かれることの
ない位最初っから過剰なくらい吹いておく・・・
という方法に置き換わって、大きめなブロアを使う
だけという、とてもシンプルな構造になりました。
そういえば先日第1作業場で部品を漁ったときに
超大型DC12Vブロアがまだ残っているのを発見しました。ww
使わないのならポイすれば良いのですけどね。
これがなかなかできないのですよ。@求む断捨離術

長くなったので本日はここまでにします。

結論めいたもの

大型リニアアンプは回路図に載らない部分で
重要なことがいっぱい隠れています。
  @今回のアンプは中型ですがそれなりに隠れてます。ww

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