7F71RAは別物?

7F71Rと7F71RAは動作が違がったっけ?

7F71Rと7F71RFは実用化したことがありますが、
RAは入手後強烈なクレクレ攻撃に会い、渋々お嫁入り
させたため、データを取ったことがありませんでした。
RとRAはほぼ同じ振る舞いをすると思っていたのですが。。。

で、本日初めて見た7F71RAの平均定電流特性です。@Esg600V

分かりやすいところで5000V0.2AのときのEcgは-60Vですね。
7F71はEsgを500V以上にすると、ゲインが落ちてくるため
拙生は450〜500Vにしていますが、7F71R・RF共に-60Vでは
Ipは0.5A程度流れてしまい0.2Aに抑えるには-70Vは必要です。

        7F71R平均定電流特性@Esg500V

7F71RAの方がEsgが高いので、同じEcgならIpが余分に流れる
はずですが、そうはなっていないですよねぇ。
ということは・・・・
・特性表が間違っている。
・実測したRやRFが特別だった。
・規格が違う。
のいずれかですが、7F71Rの改良版として世に出てきたRAは
刺し替えが出来てEpやESgなどの最大定格が一緒でも、Ecg-Iの
振る舞いがなどが異なるということなのでしょう。
やはり7F71RAもいつもの儀式を行って、バイアス電圧の変化による
Ip・Isgを確かめなくてはならないようです。

ところで連日-20℃ちかかった寒波が去った後は、ここ数日
日中は0〜ちょっとプラスくらいの気温ですが、明日は+5〜6℃
まで上がるようです。

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