Bird43丸ごと水洗い!?

15日は朝から防水処理が出来ない位の雨で
作業は中止としました。

懸案事項だったBird43の清掃を行いました。
アンテナチューナーの校正に使用したのは
アマチュア用ですが対象は業務用で外に
持ち歩くやつです。
室外でも小雨くらいでは測定することもあり
長年使用しているとホンのちょっとですが
かび臭いような気がしてきまししたので本日の
清掃と相成りました。


   まずはバラバラにします。


   レセクタプルも外しておきます。

実は以前、車載無線機を測定した後に駐車場に
置いたまま帰ってきてしまい、運の悪いことに
雨ざらしとなり、革ケースごと水浸しにして
しまったことがあります。
そのときに他にも持っているので、どぉせ濡れたならと
ダメ元で丸ごと水洗いしたことがあるんです。
で、結果は。。。ちゃんと復活しました。(笑

もちろん洗った後はコンプレッサで水分を十分
吹いてやり、その後ヘアドライヤーの温風で残った
水分をしっかり飛ばしたことは言うまでもありません。
以降、丸ごと水洗いは何年かに一度の恒例行事と
なっています。


    ケースは中性洗剤でゴシゴシ荒ってしまいます。
    コネクタ内部や検出部内部も洗います。
    洗剤が残らないようこれでもか!?と言うくらい
    すすいでください。
    メータや配線に水が入らないよう細心の注意が必要です。
    メータの端子など水洗いが不可能な所はアルコールで
    汚れを拭き取ります。

写真でNコネのレセクタプルが比較的綺麗なのは
せがまれて一度アマチュアの方に貸出ししたときに
M型のプラグを差し込まれてピンを壊されたため
交換したからです。^^;;
測定器は絶対貸すものではないという教訓には
なりましたが、できればそんな経験は1度でもしたくは
ないですよね。(笑

本日も丸洗いした後十分水を飛ばし他のBird43と
比較しましたが、全く問題なく稼働してくれました。


    10W機を絞ってQRP@5Wで使っていたつもりでしたが
    Bird2台とも7W強でありました。
    アマチュア用のパワーレンジ切り替え式VSWRメータでは
    ローパワーの測定はアテにならないのかな?

結局調子づいて、業務用非持ち出しのやつも
丸ごと水洗いしてしまいました。
次はアマチュア無線用か?w

注意
・ダメになっても良いという覚悟での水洗いです。
 覚悟のない方は決して真似をしないでください。
 また覚悟があっても比較できるものが他にない方は
 正常動作しているか分からないのでヤメましょう。
・コンプレッサがない場合はダストブロアなどの
 スプレー缶でも良いのですが、残り少ないものは
 空気圧が弱くなっているので、新しいものを数本
 用意して圧が弱くなったら交換します。
 水気が分からなくなるくらい吹き飛ばしてから
 はじめてヘアドライヤーの登場となります。
・エレメントを挿入する部分に汚れがあった場合は
 予めアルコールで拭き取っておきますが、その際
 エレメントに接触するピンを変形させないように
 十分注意してください。
 ピン位置はすごくシビアで、外に出てしまうと
 エレメント挿入時に引っかかり、逆に引っ込んで
 しまうと接触が悪くなりメータが振らない。。。
 なんてことになりかねません。
 拙生は綿棒を使って優しく優しく拭いてあげ
 綿棒のカスが残らないようコンプレッサで
 プシューとやっています。

現在雨は止んでいますがこれから作業では日が暮れるまでに
終わらないので明日にします。
明日も雨の予報ですが。。。

HOME

おすすめ

4件のフィードバック

  1. 匿名希望でお願いします。(de J*8*VH) より:

    アマチュアの人は、Mコネクタだろうと差し込むんですよね。
    うちも測定器特に高価な鳥さんは貸し出ししません。高かったしね。
    中にはこんながっさいの・・とか言うひと居ますけどね。Welzだとか
    Daiwa(今はないか)Kuranishi がいいとか言うのね。
    大元の校正に使ってるのは鳥さんでやってんだぞとw
    言う前に鼻で笑ってしまいますが・・・。

    ところで話はがらっと変わって、愛用しているIC780の受信がコケて、
    受信の初段を取り替えるのが非常に億劫でなりません。ただこれでリレー
    (ATT用の)がコケていたらどうしようか悩み中ですが。受信の初段であって
    欲しいと思っとりマス。R9000も壊れて、なんか重たい物ばっかり壊れて
    います。机の上であの25K弱の無線機をひっくり返すのはさすがにキツイ
    ただ、受信のFETが飛んでいるんじゃないか?と言う憶測なのでハズれたら
    これまたショック。まぁ、デュアルワッチが両方聞こえないので、ANTから
    2分配までの間なんだろーなーと安易な方向ですもちろん。めんどくさいのは
    嫌いです。IC1275の修理も、何もないブロック図だけで当てずっぽうで
    治したけどめっちゃめんどくさかったのでもう良いです。

    長話しつれいしましたw

  2. Qsaku より:

    通過型電力計兼VSWR計は相対値を見るもので
    絶対値はあまり信用しないものの、流石に信頼の置ける
    擬似空中線に電力を喰わせると、鳥さんはそれなりに
    正確な値を示してくれますよね。
    アマチュアメーカーの通過型VSWR計はVSWRのみを
    見るものと割り切っています。

    古い無線機の修理は、修理自体が趣味でなきゃ面倒
    この上ないですよね。
    電気(電子)的か機械的か両方考えられる場合、帰機械的な
    ほうを先にやっつけるのが拙生の流儀であります。
    リレーの接点・・・臭いですよねぇ。
    カチカチ送受を繰り返すと感度が上がったり下がったり。。。
    結構わかりづらく、ジャンパーでリレーをぶっ飛ばして
    やっと判明してことがあります。
    IC1275・・・まだ1.2Gやってるのかなぁ。
    うちはだいぶ昔に1.2と2.4Gが免許から消えてます。

  3. 匿名希望でお願いします。(パート3) より:

    1200は6mのロールコールやっている関係上いまだ多用してます。
    IC-780ですが。
    >(ATT用の)がコケていたらどうしようか悩み中ですが。
    リレーが壊れていた場合、換えのリレーが見あたらないので
    困っています。通常のリレー(OMRONの G6Vシリーズより
    小さい)よりさらに小さくて、回路も変わっているので同等品が
    皆無です。ジャンパーするとLOW-BANDが大変なので出来れば
    ジャンパーは避けたいなと思っています。
    R9000はこの前電源を入れたら、定電圧IC 5V/8V の乗っている
    基板のヒートシンクがチンチンに熱くなって軽い火傷しました
    なので PLL を修理するまえにこの原因を探らないと駄目みたい
    です。ここから波及もしくは影響を受けているのかなとも考え
    られるので。(選択肢の一つですか)
    また話は変わって
    ウクライナから安い50-28MHzのトランスバーターを買って
    IC-731に付けて見たんですが、トランスバーターモードに
    ならないと言う不具合。なんなんすかねぇ。受信はするけど
    送信すると、28MHzも電波でますよっと。これのおかげで
    前回1枚ブチ壊しましたので。価格は日本円送料込みで3K弱
    です。そんなもんで 10W でますw
    また長くなってしまいました。失礼しました。

  4. Qsaku より:

    1200の最初は2311だったかな。
    28MHzで出ると回り込んで勝手にバタバタと送信するアレです。(笑
    最後は2312のファイナル交換に必要で部品取りとして
    お役目を果たしごみ箱行きとなりましたが。
    確かTM-2400の1200オプションユニットと似たような
    価格だった記憶があります。

    ATTのリレーは交換したことがないので覚えてないけど
    G6Vシリーズより小さい・・・
    TE Connectivityの IM03なんかより小さいのかなぁ。

    レギュレータがドロッパータイプなら熱を持つのは
    入出力の電圧差か、負荷電流の増大のどちらかだよねぇ。
    入力電圧が高くなることはないだろうから負荷電流が
    増えたと考えるべきかな。

    50のトランスバータなのに28もでる。。。
    なんてオシャレなんでしょ。
    さすがウクライナ。ww
    でも3K円もしないで10Wはすごいですよね。