ないものねだり・・・?

昨日は通常の仕事が終わった後、拙生が構築した
サーバーの不具合の対処で遅くなりました。
昨日だけで終わらず本日も。。。
サーバーのスペースをWindowsクライアント上で
ZドライブやYドライブとして使用していたのですが
データは読めるけど書き込めなくなったとのこと。
ドライブとして使えるのは1.7TBあったのですが
調べてみると容量を使い切り、パーティションが
パンパンになっていただけでした。。。
原因は簡単で、最近画像写真や動画ファイルを
どんどん保存しただけの話なのですが、全部
取っておきたいということで削除できるものはなく、
対処はそぉ簡単ではありません。

特に重要かつ大量のデーターを扱うユーザー領域は
外部へのバックアップの他に、特別にスペースを設けて
サーバー内にもバックアップを取っていましたが、
仕方がないのでそこを削除して空きスペースを作り、
必要なパーティションにぶら下げてやることで対応しました。
特定の条件を付けて必要か不要かの判断と、不要であれば
削除するスクリプトを書いて実行させましたが、時間が
掛かってしまいました。
数100GB空いたのでしばらくは大丈夫でしょうけど
今後も何時間にも及ぶ動画ファイルを保存し続ければ
直に容量を使い切ることは見に見えています。
最初はサーバーアプリを複数ユーザーで共有し、その
データーを保存するというお話でしたので、
大容量HDDにはしなかったんですけど。。。

このサーバーは冗長性が1番、読み書きの速度が2番
という順位のご要望だったのでRAID10で構築しましたが、
大容量保存は考慮していないので、写真や動画保存専用の
サーバーを、別途構築しては?とご提案してきました。
HDD4TBx2のRAID1だと読み書き速度は落ちますが、3.5TB
以上の保存ができます。
将来的なご提案だったのですが、今すぐにでも依頼され
そうになり、自分のサーバーのメンテもままならないほど
忙しくて、すぐには手掛ける時間がなさそうなので、
スペースが空いたのでとりあえずは大丈夫なので、ゆっくり
検討してくださいと言い残して帰ってきました。

帰宅後食事を終えたらこんな時間です。
アマチュア無線関連でやるべきことがたくさんあるのに
何も手つかずです。。。
1週間ほどの休暇があれば・・・ないものねだりはヤメましょ。。。

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8件のフィードバック

  1. OQQ より:

    初歩的な質問でお恥ずかしいのですが、Windows10マシンで、CドライブをRAID構築することは可能でしょうか。ミラーリングとRAIDはおなじですか?
    Cドライブと全く同じ内容で、他のsolidstateDriveをリアルタイムでコピーしたいというのが私の願いなのです。動かなくなったら、C:driveを差し替えるだけで元に戻るというのが狙いです。リモートシャックのPCは,Dellのミニタワーで、HDやSDRを増設するスペースはあります。過去に二回、C:Driveの故障で大変な目にあいました。設定のし直しに長時間とられた嫌な思い出がありました。リモートシャックのPC(DELL) がC:driveでミラーリングできれば、C;DRIVEの交換ですみます。

  2. Qsaku より:

    お久しぶりです。
    冗長性を持つRAID1はBIOS(マザー-ボード)かWindows10(Proのみ)の
    機能で可能ですが、其々落とし穴があります。
    別途RAIDボードの増設という手もありますが帰宅後ゆっくり書きますね。
    Windows10(HomeE)の機能ではRAID0しか出来なかったはずなので
    読み書きは早くなり容量も倍になりますが、残念ながら肝心の冗長性は
    半分になってしまいますので使えません。

  3. Qsaku より:

    RAIDの区分は大別すると2通りあります。

    ひとつ目はRAIDの方式で、ハードRAIDと
    ソフトRAIDがあります。
    読んで字のごとく、ハードRAIDはRAIDボードを使って
    ハード的に行い、ソフトRAIDはBIOSのファームウェアや
    OSなどでソフト的にRAIDを構築するものです。
     マザーボードに付属するRAID機能がハードRAIDと
     思っている方も多いようですが、拙生の知る限り
     ソフトRAIDであります。
    ソフトかハードかと言う話は次の機会に譲るとして
    ここではソフトRAIDに話を絞ります。

    ふたつ目の区分ははミラーリングとストライピングです。

    ミラーリングはデーターの冗長性を確保するもので
    1台のHDDが故障しても他のHDDでカバーしてシステムや
    データ保存の安全性を担保するものです。

    ストライピングは単体時よりも容量や読み書きの速さを
    グレードアップする機能です。

    2台のHDDで構築するミラーリングはRAID1になります。
    ストライピングはRAID0です。

    全て1TBのHDDを使った例です。

    HDDを2台使ったRAID1(ミラーリング)
      使用可能容量は1台分と一緒。
      読み書きの速度は単体の時とほぼ一緒。
      2台が全く同データを保持するため冗長性は
      単体時の時の2倍。

    HDDを2台使ったRAID0(ストライピング)
      容量が増える(2TB) 。
      並列処理のため読み書きが2倍早くなるが
      コントローラがHDD2台にデータを振り分ける
      時間分差っ引かれる。(実質1.5倍強くらいかな。)
      データが分散されるため、どちらか1台の故障で
      データは取り出せなくなるため、冗長性は単体時の時の
      2分の1となってしまう。

    2台以上のHDDを使用するとミラーリングと
    ストライピングを併用したRAIDが使えます。
    RAID5(3台以上)RAID6(4台以上)RAID10(4台以上)などが
    代表的なもので其々に一長一短がありますが、長くなるので
    これらの説明は省きます。

    以上のことから採用するのはHDD2台によるソフトRAID1が
    無難であることが分かります。
    朝出かけるに書いたようにWindows10のバージョンによっては
    RAID1の構築が可能ですが、HomeではRAID0しか出来ないようです。
    Pro以上のエディションであればスタートを右クリックして出てくる
    ディスクの管理から構築できます。

    Homeエディションの場合はミラーリングが出来ないのでマザボの
    RAID機能を使うことになります。
    一般的には同容量同規格のHDDを2台(または2xn台)繋いで
    RAID1を構築してからOSやアプリのインストールをすればOKですが
    構築方法はマザボにより千差万別であります。

    Windows10Pro以上のエディションや拙生の使っているLinux
    ディストリビューションでは、単体で使っているHDDを後から
    RAIDアレーに変更して、追加したHDDにとミラーリングできますが、
    マザボ機能を使う場合はインストールから始めなくてはいけません。
    拙生が知らないだけで単体使用中からの変換ができるものもあるかも
    しれませんが。。。

    注意しなくてはいけないのはマザボで構築した場合、リチューム
    電池が切れてしまっているのに電源コードを抜いてしまうなどで
    設定が初期化されてしまうと、RAID構築が壊れてしまい
    にっちもさっちもいかない状態に陥ることもあるようです。

    また電源事故などで全てののHDD一緒にお逝きになられた場合は
    どの方式のRAIDももどぉにもなりません。(笑

    とりあえずこんなところでしょうか。

    • OQQ より:

      Oba-Qさん
      ご多忙のところ詳しい解説をいただきありがとうございました。Win10 Homeでも可能とのことですが、私の知識では追いつかないように感じました。現実的には定期的にC:ドライブのクローンを作っておくことになりましょうか。いよいよ札幌も春めいてきたと思います。ANT整備のシーズンかと思いますが、くれぐれも腰痛悪化にならないようにご自愛ください。

  4. Qsaku より:

    Windows10Homeエディションはミラーリング機能がありません。
    ミラーリングがあるのはWindows10Pro以上のエディションです。

    OSインストール前のBIOSの設定やに慣れていないと
    ハードルはちょっと高いかも。。。。ですね。
    パソコンをさせたままHDDを交換するホットプラグ対応なら
    更にハードルが1ランク上がります。
    また初期の構築はなんとかなっても、目的からすれば
    HDDの故障→交換→RAIDの再構築 という作業をスムーズに
    出来なければRAIDを構築した意味がないでしょう。
    実は初期構築より再構築のほうがハードルは
    ずっと高いんです。

    で、RAID1によるミラーリング以外でご推奨するとしたら、
    簡単なのがハード的に壊れにくいSSDを採用することでしょう。
    書き込み回数が限界を超えると使用不能になりますが
    多分パソコンの他の所がが壊れるほうが先だと思います。(笑

    • Qsaku より:

      追記

      パソコンを稼働させたままCドライブ(システムを含む)を
      まるごとコピーする方法はRAIDによるミラーリングしか知りません。
      パソコンを稼働させずにシステムごと別のストレージにコピー
      する場合は、他のOS(例えばLinuxなど)を起動させ、それに
      CドライブとコピーしたいHDDを2台ぶら下げてシンクロさせる
      方法がありアプリとして接続ケーブルなどと共に市販もされています。
      ただし時間はたっぷりかかります。
      またHDDを交換する際はWindows10のアクチベーションで
      引っかからないよう留意なくてはいけませんね。

  5. Qsaku より:

    更に追記

    残念ながらシステムを含むドライブ(通常はCドライブ)を
    リアルタイムにコピーして、壊れたら挿し替えてすぐに
    使える方法ではありませんが、Windows10の標準機能を
    使ってバックアップ・復元する方法もあります。

    Windows10のバックアップは幾つかあります。

    1 バックアップ 
     ・指定した保存フォルダ内のデータのみバックアップ
    2 回復ドライブ
     ・OS環境のみ爆バックアップ
    3 ご希望の両者まるごとバックアップ
     ・システムイメージによるバックアップ

    となります。

    HDDは交換するときなど、正常に動いていた時に
    バックアップしたシステムイメージから、前環境に
    復元することが出来ます。(できるはず)

    やりかたは Windows10のまるごとバックアップ などで
    検索すると解説記事が沢山出てくると思います。

    • OQQ より:

      そうでしたか、バカなことしていました。莫大な時間と費用を浪費していたことになります。リモートシャックでは2台のDell-PCが稼働しておりますが、C:drive は手動でミラーリングしております(涙)。新しいIPカメラ、リニヤやSDRトランバーなどなど接続するたびに、また新たにソフトをンインストールする度に、二つ目のPCにも接続し設定しておりました。お恥ずかしい話です。Win10のバックアップと復元をしっかり読んでみます。リモートシャックのPCは24時間運転ですが、突然ブルースクリーンになって無線ができず、試行錯誤の挙句ついに新しいPCを買ってソフトを入れなおしたことも2度3度。この歳になりますと時間の無駄は若いころのそれとは大違い、残された時間は何十倍も貴重に感じます。ありがとうございました。