友人からの電話シリーズ。。.
友人:A月に注文するんだけどなにかないかい。
一緒に注文すれば送料分安くなるっしょ。
拙生:そいつは有り難いお申し出だけど、数日前
注文しちゃったんだよねぇ。。。
友人:そん時連絡くれれば送料浮いたのに。。。
送料の数百円浮かすのに、25Km先の友人宅を
往復したくは有りませぬ。(笑
友人:ところでセラミックC注文したんだけど
CHやらFなんて書いてあるけどアレってナニ?
おやおや、自作歴は長いのに温度特性をご存じないとは。。。
一応CHは温度特性がよく温度による容量変化が少なくて、
Fはダメで容量変化が大きいのさ。と答えておきました。
JIS規格に温度特性があります。
CHやUJ、SLなど誘電体が酸化チタン系などの場合は
誘電率が低いので温度による容量変化が小さいのですが、
そのトレードオフで容量がとれないのです。
F(JF)やB(JB)などチタン酸バリウム系なら誘電率が
高いので大容量が容易ですが、温度による容量変化が
大きいということです。
Fの温度特性は最悪なのでBにしてしまうか、在庫が
あるなら温度を気にして使用することになります。
JIS規格以外にもEIA規格があり、COGがずば抜けて優秀な
温度特性ですがCHもそこそこ優秀です。
温度特性をあまり気にしないバイパスCやパスCなどでは
チタン酸バリウム系が使えますが同調回路用には使えません。
ま、強いて言うなら同調回路用の小さな容量のモノは、
ほぼCHなど酸化チタン系であるので気にしなくても
大丈夫とも言えますが。(笑
R・C・Lなどいろいろな種類がありますが、用途に応じて
使用しないと後で泣くことになります。
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