リモートによる運用について

リモートコントロールによる無線運用の技術的なことは
以前から試したり、他人様のご依頼ではセットアップをしたり
してはいましたが、自身での実用化はしていませんでした。
今回は寄贈された機器でのお試しでしたので、寄贈して
いただいた目的からもぜひ実用化をめざします。

ただしリモート運用には幾つかの縛りを付けます。
以前自力でやってみたお試しをなぜ実用しなかったか。
それは技術的には可能であったけど、拙生の運用ポリシー
(というよりは拘り)が邪魔したからでした。
知人がレアエンティティのためにリモートで運用している
ことを知って、実際にその電波を聴いた時すごい違和感が
あったわけです。
拙生は無線を楽しむのはあくまで余暇であり、超レアな
DXペディションがあるからと仕事は休みません。
確かにリモートで出られれば仕事の合間にジャパーンと
叫ぶことができるでしょうけど、特にレアなエンティティを
ゲットすることに執着しているわけでもありませんので
拘りに反しない確固たる目的が出来ない限り実用化は
しないと思っていました。

そんな中で自宅にタワーを建てられないことが決定し
事実上クラブ局からしか出られなくなり、ビンヒマで
まとまった時間が取れないために、あまりにもオンエアー
することから遠ざかっていたのを見かねて、リモートで
出るようにしたら?とご寄贈していただきました。

拙生の運用スタイルはひたすらCQを出して呼ばれることに
喜びを感じるといったものです。
ですから無線機の前にいてヘッドフォンに聞き耳を立てるのと
比較して、リモートでは聞きづらくて耳が悪くなるのであれば
きっとリーモート運用から足が遠のくでしょう。
足が遠のかない対策としては、リモート運用専用の無指向性
アンテナを上げて他と比較できないようにし、それを当たり前
にしてしまうという姑息な手があります。(笑
多分30mバンドののバーチカルアンテナでCWを、17mバンドの
バーチカルアンテナでSSB/CWをってのが有力でしょうか。

技術的にはローテータやリニアアンプなどの制御もやってみようと
思いますが、実際のリモートではベアフットに限定します。
耳が追いつかない場合は見合ったパワーまで下げて運用します。
TS-480SAT(100W機)はQRP5Wまで下がります。
思うようにDXが出来ない場合でもそれでヨシとします。
DXをバリバリやりたい時には無線機の前に座るという
線引きをすることで、拘りとのとの折り合いをつける
ことにします。

リモート側だけはセットしました。
これでだけでOKってまだ実感がわきまsんねぇ。

  このフロントパネルのディスプレーが表示された時は
  無線機側もセットが終わったということですね。
  おっと、まだパドルをつなげていませんでした。。。  

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