オホーツクは遠いぃぃ。。

往復約10時間かけたオホーツクへのドライブから
無事戻ってまいりました。
降雪と悪路で高速は50Km/h制限、一般道もトロトロ運転でした。

行ったのは先日の爆弾低気圧でローテーターが
コケちゃったので交換作業です。
先日も同じオーナーのローテータ交換をしましたが
今回は違うタワーのほうです。
丁度先日降ろして修理が上がってきたRC5B-3と交換です。
タワー2本とも同じローテータにして更に同じものを
予備として持っておられるので、こんな時はすぐに
交換作業が出来て便利ですね。

ローテータは酷いことになっていました。
マストクランプを固定するM8のボルトが
すべて吹っ飛び、折れたボルトの先っちょは
円盤に残っています。


   横にある板はマストクランプの位置を決める
   ガイドですが、これを止めるビスも折れていて
   円盤に残骸が残っていました。。。

辛うじて折れたボルトがマストクランプのくぼみに
ハマり込んで落ちずに残っていました。

交換のやり方

・マストが落ちないようにベアリングのボルトを締めておく。
・マストクランプを本体から外してたくし上げておく。
・マストの芯がずれないように3本のレールから細引きで
 引っ張って固定しておく。
・ローテータ台の全てのナット(12ヶ所)をユルユルにしておく。
・RC5B-3はマストが乗る真ん中が出っ張っていてそれだけでは
 外れないので、レールに止めるボルトを1ヶ所(2本)外しておく。
・引っ張りだす時に邪魔になるブレスを1本どけておく。
・本体の交換をする。
・交換後マストクランプを落として取り付け。
 ボルト締は指で回す程度でまだ締め付けない。
・ローテータ台の外したボルトを取り付け、円盤を持ち上げながら
 ローテータ真ん中の突起がマストに当たるようにして
 ナットを締め上げる。
・手で持ち上げても1mm位は隙間が開くので、ベアリングの
 ボルトを緩めマストを落としておく。

あとは通常の作業です。
勿論最後に外したブレスを元通りにしておきます。

文章のみの説明ではわかりづらいので写真を撮っておきました。

たくし上げたマストクランプ。

   
    写真では見えていません細引きでマストの芯がずれないように
    固定しています。

1箇所(2本)だけボルトを取ってしまう。


   本体交換時に邪魔になるブレスは上に持ち上げている。

これで楽々交換できます。

見えているのは先日昇ったタワーです。
アンテナあげすぎだってば。ww


  その向こうにオホーツク海が。。。
  北東から東方面は飛ぶだろうなぁ。。。(羨

明日は連れ合いのアッシー君以外の予定は
何もありませんのでとりあえず大掃除です。

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