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怪文章極め付け@最終版

なんだかまた送られてきました。
開けてびっくり玉手箱?
参加の礼状ではありませぬか。。。
誰が参加したの?拙生の幽霊出現か?!
呆れて物も言えませぬ。。。

定かではありませんが、情報によると参加者は5~6人だとか。
そのうち何人かは関係者らしいので、純粋に参加したのは
2~3人らしいという噂です。

さて、こんな馬鹿馬鹿しい話はこれでおしまい。
最近頼まれごとのアンプをいじることが多くなりました。
お友達のFDTラボを作業場にさせていただき。。。と言うか
作業もすっかり手伝わせています。(笑

で、10年も前に某ロシア製の3極管で入出力のπマッチを
プラグイン方式にしてはどうか?とFDTラボの主と話していたのですが、
引き出し方式のケースが出来上がったものの、計画は頓挫していました。
元々3極管のGGで作ったのはオーディオアンプくらいで、
せいぜい4-1000Aの3結くらいでしょう。
4極管のAB1GKかGG以外は頼まれごとの修理や改造以外では
全く手がけていませんでした。

ところが最近何度もお邪魔しているうちに、放置されたケースが
気になって仕方がありません。
しかもその3極管は仕入れただけで1本もお嫁入りしていないと
言うではありませんか。
必死に探したわけではありませんが、確かに製作例などは
ネット上でも見当たらず、あるのはいかにもロシア製だぁ!
とばかりの大雑把な特性表が唯一の情報です。

Ip-EgなどはIpが一目盛りいくらなのかの記載がなく、線も
太いので細かいところは分からない。
別にあるIP-Epで、5KV時のゼロバイアスでは1A近く流れる
ことが分かったので、それを元に一目盛り0.5Aだろうという
想像はつきますが・・・

ま、上記のように5KV掛けるとゼロバイアスでは使えない球
であることは分かりました。
2~300mAに抑えるにはなにがしかのバイアスが必要ですが、
特性表では5~60V位になっています。

グリッドにマイナス電圧を掛けるには、AB2級の場合はIgが流れるため、
それなりの対策を施した大げさな安定化電源が必要になるため、
通常はカソード側にツェナーダイオードを挿入しています。
3CX3000A7だとか4-1000A3結(ベタコン)だとゼロバイアスでOK、
3CX800A7や3CX1500A7(8877)3-500Zなどは10V~15V(50W)程度の
ツェナーダイオードで済みます。
5~60Vの大電力ツェナーダイオードは入手が難しいのでTRなどでブースト
しなくてはいけません。
例えばよく使う2N3055は、Vcboが60V。
その半分で使用するのが常道ですから、30Vを2つ作ってシリーズに
しなくてはいけませんね。
アノードの構造上かなり大きなシロッコで吹かなくてはいけません。
ゲインもそんなになさそうです。

結論を言うと使いづらい球ということのようです。^^;;

しかしソコさえクリアすれば、だれも作ったことがないかもしれない
球で遊べるのなら、拙生の(たいしたことのない)プライドを
十分満たすことができるかもしれません。

というわけで早速製作に取り掛かりました。
今日は他の製作物もあって、1日拙宅の作業場こもりました。

人様からの頼まれごとではないため、相変わらず金を掛けずに
動けばよい式で、その辺にあるアルミ板や部品を流用します。
今回犠牲になったのは4-1000Ax2の残骸と、50MHz用に作った
GU-74Bシングルのリニアアンプ。
50MHzのアンプは製作開始時に写真などを投稿しましたが、
約1KW出ることを確認して、その後別の球にすることにしたので
放置していたものです。
(約1KW・・・残念ながら使えるのは900Wちょいまでで、1KWを
 超えるにはノンリニアの領域に入り、1.1KWからは頭打ちでした。
 100V使用で試したら850WまでOKで感心しちゃいました。)

今回の目的が違うので、お手軽にするためにプラグイン方式は
あっさり諦めます。

GU-5B-1
RFデッキの仕切り版の裏側に今日の作業した部分を置いてみました。
エア抜きの穴はもうちょっと綺麗に鑢掛けします。。。
フィラメントチョークは4-1000Ax2(7.5V43A)の流用なので、ちょいと
大げさですね。

さてこの球の正体は・・・

Filament 12.6V/20~27A
Anode Dissipation 2.5KW
    Voltage up to 30MHz 5KV
30-110MHz 4KV
 

もう一つヒントを。

フィラメントから中間タップが取り出されており、
直熱管でありながらカソードのように使える。

これで分かる方、間違いなくロシア球通です!

実はこれにチャレンジするのには理由があります。

例えばGU-74Bx2のHF用は、フルパワーを出すのに
40Wで押せば十分です。
頼まれごとで修理&改造を手掛けている3CX1200A7x2は、
100Wで押して3つ位ですが、押せばもっと出るでしょう。
ただしそれに耐えうる部品を使っていません。

自身で製作したアンプにおいて100W機のエキサイタを40W以下に
絞って押す分には自己責任で済みますが、クラブ局などでさまざまな
スキルの人が共用で使う場合、絞らずに押してしまい球がコケる
などの状況は容易に想像がつきます。

最近はトランシーバー単体でも200Wやら400W出力のものが
販売されていて、400Wは別としても、上記3CX1200A7x2アンプを
200Wで押せばきっと壊れることになるでしょう。

FDTラボの主とそんな話をしていたとき、あの球なら100Wで押しても
200Wで押してもきっと大丈夫だよなということになり、
多少無茶しても壊れないアンプ・・・これがコンセプトです。(笑

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