1番のベアリング台

友人に譲ってもらった1番のベアリング台。
実は今は亡きタワー上げの名人だった方の
自作品でありました。
若い頃はお手伝いに駆り出されたりしたので
タワー・アンテナ上げの基礎はこの方の作業を
見様見真似で覚えたと言ってよいでしょう。

相当古いものですが既成品よりしっかりしています。
ただし付いているベアリングが古すぎてどぉしょうもない。
回らない、台に固定するネジは外れない・・・・
なんとか回ったのは上部と下部を接続している
M6の小さなネジで外してみると中はサビだらけでした。

こんな時はベアリングをサンダーなどで頭から
叩ききるのですが、丁度手元に定番の潤滑スプレー
ではなくドリリングやタッピングするときに使う
鉄工用ドリルオイルが有ったので、なんとなく
サシてみると・・・なんと台に固定するM8のネジに
13のラチェットレンチを刺し込んでハンマーで柄を
叩いてやると少し動いたではありませんか。(@_@

クレなんちゃらじゃ多分回らなかったと思います。
で、少し動けばこっちのもの。
インパクトレンチで軽々と外れてくれました。


 特にタップを切るときにこれを使わないと
 細いタップはよく折ってしまいます。
 今度から外れないネジにはこいつでチャレンジしてみます。

使えないベアリングが外れた台とユニバーサル
カプリングをオメカシしてみました。
自作品といえども亜鉛ドブズケメッキが施されていて
そんなにサビがひどいわけではないので、得意の?
ジンク系スプレーが登場。
ローバルのスプレーも売っていますがあまり好きではなく、
鉄肌がむき出しの鋼材などの塗装にしか使わず、
どぶ漬メッキの補修にはこいつを使います。

見た目は新品同様って感じになります。

今度の土曜日は今の現場で仕事になりそうなので、これらは
日曜日の取り付けになりそうであります。

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